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2013年8月25日 (日)

想定内だけど・・・

去る6月27日に公表された第四次被害想定は、レベル1とレベル2に区分けされている。

レベル1は3連動を想定した安政地震タイプ、レベル2は南海トラフ巨大地震だ。

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レベル1ならM8~8.7で津波高6m、レベル2ならM9で最大津波高は12mになると言う。

それで当面この10年内にできる対策はレベル1止まり、

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レベル2対策は、何だか訳が分からない複合対策になると言う。

要するに安政地震クラスには堤防整備などで対応するが、

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レベル2には、とてものこと手が回らないから逃げてって言うこと。

スワッ地震って時、我々にゃ1か2の区別なんて付きようもないから、

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兎に角高い所に避難するしかないだろう。

被害は想定(しとく)けど、対策は「逃げて!」しかないと言っているのと同じだ。

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今日は被害想定研修のために私の地区の自治会長・防災会長に集まってもらった。

今回の想定でこれまでと大きく異なったのは、太田川下流部の津波浸水範囲の拡大だ。

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その理由は、6mの堤防が液状化によって最大75%沈下する可能性があるからだ。

堤防があるからと安心してたら、液状化で消えちゃう可能性があるのだ。

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この地域には昭和19年12月7日、熊の灘を震源とする東南海地震が起こっている。

先日、その折の太田川堤防が崩壊した写真を発見した。

地割れによる崩壊らしいが、この時の津波高は1m だったから津波の被害は免れている。

Dscf8392

ともあれレベル2の地震が起これば、私の街の6万棟のうち2万7千棟が大破。

17万の人口のうち1,900人が死ぬと想定されている。

そのうち津波による死者は1,200人だ。

Dscf8386

これを、どの程度まで減災出来るかがこれからの課題だ。

しかしレベル2の対策は、現実は避難しかなくってお手上げ状態なのだ。

確かに想定外は無くなったが、さてこれからどうするか・・??

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コメント

静岡県の危機管理には、、熱心さが感じられます。
 愛知県とは、遥かに温度差を感じます。
素晴らしいと思います。
 愛知県の豊橋市田原市の想定も有る程度の高い想定をしてますが、近所の年寄りの話を思うと甘いです。
 津波は、高さで表しますが、沢や川を上がってくると被害は、海抜高さでは、被害想定が出来ません。
 水の量が大きければ破壊力が有ります。゜ 
 私の住む家は、海から400m海抜55mですから安心の様に思えますが、 19年の東南海地震では、すぐ足元まで水が駆け上がりました。
 近所の年よりは、私にその時は、逃げなさいと話します。
 
 東北の津波防波堤を間近で見たことが有りませんが、高さや幅の規模は、見聞きし知って居ますが、とてつもない大きさです。
 しかし多くが転倒し、崩壊しまた。
 また波はその上を乗り越えています。
 科学的根拠の無い甘い想定なんて役にもたたなかったのです。

 東海地震・東等南海で、高くとも遠州灘や駿河灘で30m程度の高さまで過去に水か来ています。
 問題は、震源地にあり、もし小笠原海溝で起きると60mの津波が来ると発表し、また東北の地震を予てから予知し学会発表し居た琉球大学の名誉教授が居ます。
 これから起こる地震は、関東地震(関東大震災)と言われる神奈川駿河湾を震源の地震を含めると五つの地震が想定されているようです。

 あくまで想定です。
でも2011年の3月に今日の日の福島第一の経過を想定して居た人が居ます。
 私も12日の朝には、これから水素爆発をするだろう事も知っていたし、春から夏に山から湧き出る地下水に困らされるだろう事も2011年の3月に知っていました。
その事を語った方の(元東芝格納容器設計者 後藤政志さん)話から知っていました。
 科学的根拠で語られる想定ってっ大切かと、最近つくづく思います。
 

投稿: ひろ | 2013年8月25日 (日) 22時09分

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