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2013年8月 4日 (日)

蒲の穂によせて

この夏、あちこちの水辺の蒲(がま)に穂が見られるようになった。

あのソーセージのような、少し美味しそうな色合いのアレである。

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子供の頃、あれが花だなんて思えなくって、葦に寄生する虫の卵かと思ったりしていた。

しかし「アレ」はガマ科ガマ族の植物のれっきとした蕾なのだ。

穂の下半分に雌花が寄り集まっていて、上半分に雄花が集まっている。

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これが秋になると綿毛を開いて風に乗って飛んでいく。

着地した水辺で新天地を開くのだ。

どれ程の花の集まりか定かではないが、ちょっと学校のクラスに似ていないだろうか。

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青春の一時、あの穂の様に同じ空間を共有して過ごす。

卒業してしまえば、てんでバラバラにそれぞれ根を張って生きていくのだ。

只、蒲と人間の違いは、かつての経験を「縁」として持つか否かだ。

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諺に「鈍才は縁を縁とせず、凡才は縁を縁とし、秀でたる人は縁なきを縁とす」とある。

人と人が胸襟を開きあう機会はそうそう有るもんじゃない。

同時に、人間は一人で生きることなんて出来ゃしない。

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人生はすべからく人と人の出会いから始まって…・・つまり「縁」で決まってしまう。

同窓と言う縁は細やかな縁だけど、息長く続くものだ。

実は今日、高等学校の同窓会総会に招かれた。

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学校は既に半世紀余の歴史を刻み、卒業生は1万8千人を超えている。

勿論、巣立ってこの方、人それぞれの人生があるだろう。

しかし何時の日か、あの青春の一時を思い返すことがあるかも知れない。

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母校の便りに心動かされることがあるかも知れない。

多忙な日々を過ごしながら同窓会に出掛けらりる人はラッキーな人かも知れない。

ともあれ、多くの同窓生に広く門を開けて、同窓会は歴史を刻んでいく。

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学校も少しずつ進化し続けているし、昔と同じではない。

蒲の綿毛だって、新天地にしっかりと根を張ってコロニーを広げているんだ。

同窓会と卒業生の発展を祈念して!!!

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