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2013年12月10日 (火)

強引な月日

六十五歳が強引にやって来て、もう暫く経つ。

WHOの決めた定義によると、その六十五歳からを老人と呼ぶのだそうだ。

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それで早速なのかどうか、市役所の高齢者福祉課からアンケート調査表が届いた。

内容は、困ったことは無いかとか、一人暮らしがとか、介護料が云々と・・・延々と続く。

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市内の「老人」2000人を抽出しての調査だと書き添えてあった。

それにしても、80才の高齢者に問うような設問に答えるのはかなり苦痛であった。

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とは言え、どんなに活動的に過ごそうと、

どんどん月日が流れ、やがて老境に至るのも必然なのではある。

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先日訪れた醍醐寺での秀吉の思いは、まさにその老境のものだったろう。

自分の平定した京大阪を眼下に見下ろしながら、その側には幼い秀頼がいた。

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そして、周りの花は真っ盛りの桜なのである。

秀吉は天下の頂点に立って、改めて自分の生と死を思ったのではないか。

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命あるものは何時かは死ななきゃならんのだが、その死の形も色々とある。

例えば、あの魚のサケは河で生まれ、何年も海を回遊した後、もとの河に戻ってくる。

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河を遡って産卵し、雄はその卵に精子をかけ終ると死ぬ。

勿論産卵を終えたメスも死ぬんだ。

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言うならば、青春の真っ盛りに全員突然死するようなもんじゃないか。

ミツバチだって女王蜂と交尾すると、

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陰茎の一部を女王の体内に残して瞬時に死ぬんだそうだ。

何ともやるせないが、秀吉ならずとも私達にだってそれぞれの死がある。

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さても、どんな死を選択するかは人それそれだ。

望むらくは、サケの様な死に方も魅力的だと思うのだが・・・。

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