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2013年12月17日 (火)

マルコの越えたパミール

未知の世界への好奇心は、誰もが共有するところだろう。

だけど実際にその探査に赴くか否かは、人によって天と地ほどの濃淡がある。

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その昔、シルクロードの冒険をやり遂げたのが三蔵法師であり、マルコポーロだった。

そしてまた、マルコポーロの辿ったそのシルクロードを自転車で走破した男がいる。

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トルコのライアス港からイスタンブール、アフガンからパミール、そして西安(長安)へ、

その8年間を掛けて14,480kを走ったのが、ランナー仲間の景山淳さんである。

今日は、彼が出身母校の掛川高校で講演をすると聞いて出かけた。Dscf9782

シルクロードは途方もない距離だが、

砂漠や熱所の地、4000mものパミール高原などを越えていく。

それに世界で最も治安の悪いのがこの地帯でもある。Dscf9783

それでも彼は、言葉の壁を克服しつつ、現地の登山家の仲間に助けられつつ、

2010年8月、遂に北京に到達したのである。Dscf9784

当然ながら、何年もかけて周到な準備を積み重ねての壮挙であった。

それも会社勤めの傍らやり遂げたことに頭が下がる。Dscf9785

ともあれ、人間は好奇心だけでこれ程のエネルギーが湧き出るものだろうか?

否、好奇心と言うよりも、彼は夢「日本のマルコポーロたらん」の実現に賭けたのである。Dscf9786

彼の著書「我、日本のマルコ・ポーロとならん」(東京新聞刊)のあとがきに、

「ファーブルは55歳から「昆虫記」を書き始め83歳で完成させた。Dscf9787

同様に伊能忠敬も55歳から日本列島地図の測量を始めている。

自分もこうした強い気持ちだけは生涯持ち続けたい」と記述している。

人生は勝ち負けや損得じゃない。Dscf9788

夢に向かって歩き続けることが出来るか否かだろう。

ちょっと蛇足だけど、ウサギとカメの童話で思ったことがある。

鈍足の亀がどうしてウサギに勝つことが出来たんだろうってね。Dscf9789

そりゃ直接的には、ウサギが慢心して寝ちゃったからだけど。

でも本当は、ウサギは競うことだけを考えていたから、もう大丈夫って寝てしまった。

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カメは、ひたすら山の上のゴール(目標)を目指していたから勝ったんじゃないかな。

ひょっとしたら、人生も同じなんじゃないかと思うんだ。

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コメント

うさぎとカメ

私がある人から聞いたことばです。

カメはゴールをみていた。
うさぎはカメをみていた。

投稿: ヒロボー | 2013年12月18日 (水) 06時58分

 ん~凄い名言・・だww。

投稿: ひろ | 2013年12月18日 (水) 08時14分

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