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2013年12月30日 (月)

猪の浴槽

私の走る小笠山にも、数年前から猪が出没するようになった。

走路のあちこちをミミズを求めて掘り返すし、間接的にその存在を意識するようになった。

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中でも走路の脇に二か所、彼らの水浴場が出来ている。

大きな穴を掘ってそこで水浴びするのだが、水が無けりゃ土浴だ。

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この寒さの中でも、几帳面に毎日の様にこの浴槽を使っているらしい。

さて、浴槽の事はひとまず置くとして、最近感じていることを書きたい。

それは、この国のマスコミはかなり偏向しているのではないかと言うことだ。

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先日の安倍首相の靖国神社参拝では、臨時ニュース並みの扱いをしていたし、

日経以外の各紙は朝夕刊トップの扱いだった。

一国の首相が戊辰戦争(西南の役)以来の、この150年間にこの国のために命を落とした、

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数知れぬ御霊に誠を捧げることが、何故トピックスなのか。

仮に数人の戦犯が合祀されているとしても、それ程特別視することなのかどうか。

中国や韓国が拒否反応を示すから、トピックスなのか。

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ニュースを作って売るのがマスコミの仕事だとしても、軽重がおかしいと思う。

そもそも、どの国の元首だって国の為に命を賭した人々を参拝している。

例えば米国の大統領がウエリントンの国立墓地を参拝したからって、トピックスにならない。

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隣国が反対するって言うなら、日本のマスコミは「罪もない日本国民を無差別爆撃した

兵士の墓に何故詣でるのか」と抗議すべきではないか。

未だかつて、そんな記事を見たことがない。

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私の家の長男(叔父)も徴兵されて大陸で戦死し、靖国に祭られている。

叔父は結婚したばかりの嫁を残して帰らぬ人となった。

とは言え、私は一度も靖国に参ったことはないが、遺影には手を合わせている。

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一国の首相が靖国を参拝するのは当然であって、トップニュースにする方が狂っている。

この国のマスコミは少々驕っているのではないか。

考えてみれば、4年前の政権交代だってマスコミの演出では無かったか。

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それに踊らされた私達が悪かったのだが、あれからマスコミは増長を始めた。

そもそも、中東にしてもアジア各国にしても、隣国とは押し並べて仲が悪い。

それは、国内統治の都合もあっての事なのだ。

ともあれ猪にとって、あの浴槽は壊されたくない貴重なものなのだ。

この話は、明日も続けることにしたい。

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コメント

今回の自民党の勝利だってマスコミの煽りの影響が大ではないでしょうか?

先の太平洋戦争だって一部の軍部の扇動の結果なにも知らさせずに駆り出されたのは一般善良な市民ではないでしょうか?

そんな扇動者、間違った方向付けした国の首相をも祀っている神社は私は信用していない。
もちろん戦争で犠牲になった多くの戦没者の方には敬意を持って哀悼申し上げます。

そもそも靖国神社とは戦争で亡くなったかたを祀るところで当時の首相は戦争には行ってません。
後方で間違った命令を出しただけののです。

昭和天皇がお参りを止めたり今生天皇もやはりお参り出来ない理由も考慮すべきだと思います。

それに信教の自由をうたっている日本国憲法があります。
一国の首相(私人といっても首相は寝ている時でも私人ではあり得ない人間)が参拝するのは憲法違反です。

投稿: かわい | 2013年12月30日 (月) 20時02分

仮に数人の許すべからざる戦争犯罪人が紛れ込んでいるとしても、そこにはあの明治初期の混乱の戦死者、ほとんどが農民だっと思います。

 それに日進日露の戦争で亡くなった無数の人々が祭られているのです。

 安倍総理とて、東条以下の戦犯を拝みに行った訳ではないでしょう。
私達は、他国から指図されるんじゃなくって、もっと冷静に歴史を見つめるべきだと思うのです。
                 山草人

投稿: 山草人 | 2013年12月30日 (月) 20時38分

政教分離で、国家政府の神道神社では無くなったから、存在は合憲
宗教の自由が認められている国民は、公人とて如何なる宗教を拝もうと合憲。

靖国神社は、一宗教なので、他宗教を許すアーリントン墓地とは異なるが、宗教の自由や死者の御霊を大切にするアメリカ人から『失望』等と言われると言ったのが、どんなアメリカ人か知らないが、そんなアメリカ人こそ、全力で失望する。靖国墓地にしたら本望か?

ただ、靖国問題は、日本人の中でもセンシティブな存在。

靖国とは、関わり合わなくとも、先の戦争や維新後の国づくりの為に命を投じた死者の御霊を、過ちの在ると無いに関わらず、先人の御霊を拝み続ける行為こそが、日本国を作り上げて来た。

 祖国の誇り、祖国への敬意、戦死者への弔意行為が、靖国参拝の目的。

外国生活をして日本を見たら、祖国の有り難さを感じない日本人、皆無。

決して戦争賛美や賛同で在っては成らない。
 

投稿: ひろ | 2013年12月31日 (火) 07時41分

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