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2014年4月 5日 (土)

遠州山辺の道

三方原台地の東縁には、天竜川に削られて出来た河岸段丘が続いている。Img_0513

そしてその河岸段丘に沿って秋葉山に向かう古くからの街道が通じている。

道幅も細く、場所によっては朽ち果てていたりもするが、

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古い街道故に、

沿道には古墳や古刹が延々と連なる道でもある。

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台地の縁にあって天竜川の水辺に近い所だから、

古くから人々が住み着いていたんだろう。

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だから、古墳や古刹が多いのは当然なことかも知れない。

その古道が、地域の歴史・文化・自然を親しむ散策ルートとして注目されている。

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今日は、その山辺の道を辿るマラニックなのである。

距離はともかく、あっちに寄りこっちによる旅だから時間はかかる。

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今朝は西鹿島線が一時運転休止になったり、なかなか大変だったけど、

ともかく、M塚さんの呼びかけに出発地点の小松駅に集まったのは11名である。

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8:30小松駅を出発して山辺の道に出て北に向かうと、

まもなく古墳群が現れる。

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赤門上古墳や内野古墳、山の神古墳、稲荷山古墳など円墳が中心だ。

しかし、いずれも規模は大きなものだ。

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古墳の中からは三角縁神獣鏡などが出土しているから、

かなりの豪族の墓なんだろう。

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その古墳群の北端に大規模に積石塚群があって、これはちょっと変っていて、

朝鮮風の古墳だと伝えられている。

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しかしながら、この地域にこれ程の古墳が連なっていようとは、

思いもよらなかった。

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私達は、秋葉山常夜燈が所々に現れる街道をさらに遡っていく。

咲き残った桜も、枝垂桜など見事な樹にも数多く遭遇する。

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ともあれ、ダジャレが飛び交い、

ワイワイと楽しみながらのジョグではある。

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途中、庚申寺の手前で身麿蕎麦を食す。

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身麿(むまろ)とは万葉歌人に由来する名の様である。

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休息の後は、興覚寺後古墳に立ち寄ると、

そこは前方後円墳で中に入ることが出来る。

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とは言え、墓の中に変わりなくあんまりいい気なものでもない。

更に進んで浜北北部丘陵に入ると、街道は高根山を回り込んで続いている。

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その高根山の山頂にも6世紀中頃の横穴式石室があった。

奈良の石舞台を小回りにしたようなものだ。

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大きな石を組み上げた立派なもので、

Kさんなぞはここにもしっかりと入り込んでいた。

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浜北原人の発掘された石灰岩広場から岩水寺へ。

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更に向野古墳へと辿って森林公園へ。

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広い広い森林公園を横切って、

ゴールのあらたまの湯に着いたのは15:10であった。

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たかだか総延長27k程に過ぎなかったが、たっぷりとこの土地を味わう一日になった。

とにかく、M塚さんの呼びかけに感謝しなければなるまい。

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ゆっくりと湯に浸かって、仲間との談笑は又これ最高の娯楽だろうか。

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コメント

ありがとうございました。

いやー!楽しく、面白く充実した一日でしたね。

山草人さんの博識に感心し、M塚さんの企画にも感謝してゆっくりと今日の山の辺の道を振り返ってみます。

投稿: かわい | 2014年4月 5日 (土) 22時35分

どうもお疲れさまでした。
M塚こと、とっちーです。

博識な山草人さんでも、この辺りの事はあまり知らなかったのですね。
いろいろ見どころがあって、楽しめていただけたものと思います。
今後ともよろしくお願します。

投稿: とっちー | 2014年4月 6日 (日) 22時29分

ありがとうございました。楽しいランができました。またよろしくお願いします

投稿: gaku | 2014年4月 6日 (日) 23時14分

 かわいさん、とっちーさん、gakuさん、まっことお世話になりました。

 山辺の道は、マラニックの一つの典型ですね。古墳や古刹の一つ一つを洞察しながら、走ることが出来れば、すっごく嬉しいですね。

 それにあらたまの湯は、いい湯だね。
                山草人

投稿: 山草人 | 2014年4月 7日 (月) 12時55分

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