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2014年7月 4日 (金)

まちづくりの主役

今日は近江八幡市を訪れた。

近江八幡市では、平成19年に「協働のまちづくり条例」を制定し、

住民主体のまちづくりを進めている。

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人口八万余の街で、小学校区毎にまちづくり協議会を設立し、

その「まち協」が主体となって住民による住民のための様々な活動を展開している。

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活動拠点は、やはり教育委員会傘下にあった公民館を廃止して

再編されたコミュニティセンターであった。

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「八幡まち協」(人口1万2千人)の役員の皆さんのお話を伺って、

正に唖然というか、圧倒されてしまった。

「住民による活動とは、こういうことか!!」と、その質量ともに充実した活動に対してである。

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近江八幡は、言うまでもなく近江商人の古里である。

街の旧市街には古くからの商人の屋敷が軒を連ね、江戸期さながらの風情を残し、

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豊臣秀次の築城と共に作られた碁盤の目状の往時の城下町を彷彿とさせている。

住民の多くは本能寺の変で焼き討ちされた安土から移り住んだと伝えられ、

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信長も踊ったと伝わる「左義長まつり」もこの地に残されている。

琵琶湖を行き交う商船を通過させた八幡堀や楽市楽座など、

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自由商業都市だった歴史が自主・自立のこの地の風土を創ってきたらしい。

例えば、葦が生茂って荒れ果てていた八幡堀を今日の姿に復活させたのは、

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息長い広範な市民運動とボランティアの活動だった。

商人町の保全だって、その市民の力に負うところが大きい。

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そうした長年の市民活動が基礎となって、今日の「まち協」が出来ているのだと感じた。

健康づくり教室や育児サロン活動などを展開する福祉部会。

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自主防災や夜回り防犯活動などを進める安心安全部会。

八幡堀の清掃などを進める環境部会。

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子供塾や健全育成活動を推進する子ども育成部会

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市民運動会やハイキングなどを実施している体育部会。

納涼まつりや文化のつどいを開催している文化部会。

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HPやまち協だよりなどの広報活動を行っている総務部会などの分厚い活動である。

とてものこと、一朝にして真似のできるものではない。

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当然ながら、その活動を数百人の市民が分担して継続させているのだから。

やはり住民意識をつくっているのは、歴史と伝統そして指導者の力なのだ。

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