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2014年11月17日 (月)

弥生の大革命

この日本列島に住む私達は一体何処から来たのかということを考えたい。

人類の歴史は、500~600万年前から猿人・原人・旧人・新人へと進化したとする説、

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否そうでなく、20万年ほど前にアフリカから拡散したとするイブ説まで実に多彩だ。

そのマクロな説は兎も角、この列島には旧石器の縄文の時代から人々が住んでいる。

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その縄文人は、どうやら陸続きとなっていた寒冷期に、

アジア大陸や島嶼部を含む東南アジアからやってきた人々らしい。

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頭蓋骨の形態やDNA分析による埴原らの遺伝学的な研究によって、

原日本人が東南アジアから移り住んだ人々だと言うことが科学的に証明されつつある。

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およそ2万年前の平均気温は現在より7~9度低く、日本列島も大陸と繋がっていた。

マレー辺りに住んでいた原アジア人が、永い年月かけて陸地伝いに移動してきたらしい。

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やがて気温が上昇して大陸と切り離され、独特の縄文人として進化していく。

その永い永い縄文時代を激変させたのは、

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朝鮮半島や中国中南部から海を渡って新たにやって来た人々だ。

その渡来の流れは縄文末期から七世紀まで約千年にわたって続くんだ。

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様々な理由で次々と海を渡ったんだろうが、移住を余儀なくされた権力者の一族

それに付随する一般民衆、更にはボートピープル的な難民がいたんだろう。

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その彼らが稲作などの農耕や金属器、はたまた織物などの技術をもたらした。

この異文化が流れ込んだことで、採集狩猟を中心だった縄文の生活も激変する。

勿論、在来の人々と渡来してきた人々の対立と融合を伴いながらである。

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それに栄養状態の改善で体格も良くなって、人口も爆発的に増えただろう。

縄文人との混血もどんどん進んで、今日の日本人の原型が生まれたのだろう。

やがて農業が生み出す富の集積が権力を育て、この国の基礎が涵養される。

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そして6世紀頃畿内で成立した朝廷は、

大陸の進んだ技術を取り入れる為に施策として積極的に渡来人を受け入れる。

百済や高句麗の人々が大挙してこの列島に移り住んだのはこの頃だ。

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ところで沖縄の人々とアイヌは、縄文人の形質を色濃く残していると言われる。

地理的な影響で混血が遅れたとされ、弥生革命の証明にもなっている。

いずれにしても、この列島では文化的な大転換期が2度あったbことになる。Img_0186bs

この縄文から弥生への大転換であり、もう一度は明治維新後の変化だ。

ともかく、日本人は日本人だけで固有に出来上がった集団でないことは明らかだ。

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