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2015年2月21日 (土)

人恋し

人は一人では生きられないけど、だけど人は一人で生きて死ぬ運命にある。

様々な人と出会って関わっていながらも、何時の間にかたった一人の自分に気が付く。

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人恋しくってウロウロしていた時期があったけど、

人間ってそんなもんさって割り切るようになって、何時の間にか寂しいとは感じなくなった。

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かつて学生の頃、皆と酒を飲んであの与謝野鉄幹の「人を恋ふる歌」を歌った。

 妻をめとらば才たけて 顔うるわしくなさけある

 友をえらばば書を読んで 六分の狂気四分の熱

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 恋のいのちをたづぬれば 名を惜しむかなをとこゆえ

 友のなさけをたづぬれば 偽のるところ火をも踏む

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若さに酒の勢いが加わって、自分の人生もかくやあらんと夢想していたんだと思う。

しかし現実の人生は、そんな理想を夢見るほど甘味なものではなかった。

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初心な私は最初の職場で出会った女性にたちまち虜になってしまったし、

後で考えるとちっとも才たけてなんかいないし、顔うるわしくとは程遠い女性であった。

友を選ばばなんて言っても、現実には出会った人たちと上手くやるのが精一杯で・・・・。

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学生時代のあの放歌は、青臭い青春のうたかたに過ぎなかったのである。

ところで、「やはり人はたった一人なんだ」ってことを考えている。

上野千鶴子著「おひとりさまの老後」って本が、ひところ話題になったことがある。

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老後の大変さの事が書かれているのかと思ったらそうではなかった。

福祉の話ではなくって、人はとどのつまりは一人なんだってことを書いた本である。

多くの友人に囲まれて生活しようが結婚しようが、何時かはたった一人になる。

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そうして「結局は一人じゃん」って気付くことになるってね。

人は元来が孤独な存在だからこそ、人恋しくなるんだろうな~。

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ほらっ、山の中を一人歩いていて人に出会ったら、それは嬉しいでしょうに!!

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