諸行無常
依然として元気溌剌で来月の100k マラソンを目指してトレーニングに励んでいる。
足の故障も徐々に回復しつつあって、大きな障害がある訳ではない。
それでとりあえず、私の人生も平均寿命位までは続くのかと思う一方、
誰もがそうであるように何時か無になるのだとの思いもある。
私の死生観なんて無いのに等しくって、只「無」になるんでしょってなもんである。
その分、覚悟が無いと言うか本気で死に直面していないのかも知れない。
人は死ねば忘れ去られる・・・・・それだけのことだ。
最愛の女房?だって死んで3か月もすりゃ、恐らく語ることすらなくなるのかも知れない。
人世とは所詮儚いものであって、それで良いんだろうと思う。
人間は現金なもので、あいつが退いたら今度は俺が・・・って誰でも思っている。
そんな態度が「存命中」に見えると、諸行無常と言うより、人間の沙我を感じてしまう。
しかしそれとても面白い現象で、一つの人間模様として興味深く感じている。
私の後任に予定している人物の変わりようが面白いのである。
ともあれ、誰にだって明日が保証されているなんてことは無い。
何時何が起こるのか分からないのが人生であって、その意味でも諸行無常だ。
ところでこの年度末、早送りのビデオを観るかのように月日が流れていく。
日々の出来事を伝える新聞の記事にも時の流れを感じこそすれ、新鮮味はない。
果たして人生に馴れ熟んでいるのかも知れない。
それでも毎日、日々の流れの中に自分の存在意義を見つけたいと思う自分がいる。
この人生に本当に大切なものは何なのか…・そいつを探し求めている自分だ。
最近様々な夢を見ることが多くなった。
過去の事、奇想天外な未来の事、摩訶不思議な幻想世界などとジャンルは広い。
何故、夢を見る様になったのかと思うが、ひたすらこれまでの人生を遡るメモリーの為せる業だ。
そんなこんな色々あったけど、思うのはやはり諸行無常なんだろうと思う。
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