« 新年度に | トップページ | 風景の中の自分 »

2015年4月 7日 (火)

人世の景色

人世の景色とは少し大げさかもしれないが、毎日何を眺めているのかと言うことである。

なかには毎日奥方の美形を眺めて過ごすと言う奇特な方もおられようが、

Img_0478

大抵はありふれたもの、さりげなくそこにあるものを見て過ごしている。

そうした何でもない眺めが、人の心に何がしかを働きかけてきて人生を創っていく。

Img_0480

それはオフィースからの眺めかも知れないし、遠くの山並み、

或いは星降る夜空や車の行き交うハイウエーの流れかも知れない。

Img_0479

時に私達は、非日常的な景色を眺めたくなって旅に出る。

そしてその海辺の眺めや山頂からの見渡し、美しい城や古い街並みに心癒されるのだ。

Img_0448

ところで、私の毎日の眺めは何かと言うことを考えている。

そこには、学校が始まって集団登校する子供達を見送る自分がいる。

Img_0449

この時期、毎朝ブドウのハウスに入るのだが、一斉に芽吹き始めた木々が連なっている。

勢いよく若葉を吹き出している彼女らを眺めながら、「俺だって、ここに居るぜッ」って思う。

Img_0450

やはり、若い春の芽吹きに元気づけられているのである。

マラソン大会に出かけて、元気な応援に出合うと本当にうれしくなる。

Img_0453

マラソンの景色は、見物人は眼中に入らないが、熱心な応援の心が目に飛び込んでくる。

そこには額に汗して走るランナーと同じ姿勢を感じるからだろう。

一昨日の桜マラソンは、最初の10kで300m程一気に登るのだが、そのランナーの背中は、

Img_0463

無心に登っていく背中なんだけど、やはり何かもの言う景色なのだ。

様々な人生を背負って、そして今この有東(日本平)山を乗り越えて行くってね。

Img_0455

このところ不順な天候が続いていて、無性に青空が恋しく感じる。

天候も、私達の心を差配する重要な景色なのだ。

この目の前の風景は、実は自分の人生の風景なんだ。

Img_0466

人世ってのは、そりゃぁ誰もが何気なく生きている。

しかし、改めてこれが「人生の眺め」さって見渡してみると、けっこう新鮮に見えてくる。

|

« 新年度に | トップページ | 風景の中の自分 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人世の景色:

« 新年度に | トップページ | 風景の中の自分 »