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2015年4月12日 (日)

山萌える

小笠山もシジュウカラや鶯など、鳥たちの囀りで随分と賑やかになって来た。

杣道を進んで行くと、突然ケキョ・ケキョ・ケキョ・ケキョと甲高い声を出す鶯。

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この声が私には「キタ・キタ・キタ・誰か来た」と聞こえて・・・警戒警報なのである。

木立の間には、、山桜の花が振り撒かれた細い道がずっと続いている。

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ふと道端に目をやると、そこには蕨が勢いよく伸び出している。

そして私は、毎年のようにこの春一番の蕨を美味しくいただくのである。

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それに今年は、雨量との関係なのかマムシ草が多いような気がする。

茎を観る限りマムシの肌とそっくりだし、鎌首を持ち上げた花筒も良く似ているのである。

そう言やぁ~、マムシも湿った所が大好きだったな~。Img_0496

尾根筋の間に広がる茶畑が突然のように明るくなった。

あの萌木色の新芽を一面の見せ始めたのである。

ところでこの時期、里山の景色は時々刻々と移り変わっていく。Img_0493

常緑の灌木が多いのだが落葉樹もかなり混じっていて、若葉を一斉に出しつつあるからだ。

それに常緑樹も古い葉を落として新手と盛んに交代作業を始めている。

何だか人間社会の人事異動や新入学の様と何処か似ているようだ。Img_0500

ともあれ、山全体が萌えているのである。

この山の若返りの瞬間を描いた画家達の絵を思い出すのだが、

自然の若々しさを描こうとした彼らの気持ちが少し分るような気がする。

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そんな風景を描いたのは、決して若い画家ではなかったようにも思う。

この私とて、かつては萌える山並みを見てもさしたる感慨も湧かなかったではないか。

歳をとるとは何とも不可思議なものだと一人感心しているのである。

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このところ、足の怪我もあってか走るスピードが落ちて来ている。

否、怪我ではなくって加齢の.成せる技なのかどうか?

仮にそうであるなら、これからは体力を維持するための戦いが限りなく続くのだ。

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