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2015年4月13日 (月)

人世のコントロール

橋本秀夫さんは「心は、何処にあるのでしょうか?」と言って、その話を始めた。

橋本さんは独学で精神医学を志し、現在「こころ活塾」を主宰している方である。

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最初に精神医学の歴史から話が始まったのだが、それは空恐ろしい歴史なのだ。

精神を病んだ人間を拘束・隔離しその人の脳を破壊することが治療だった。

それは電気ショックや薬物、或いは外科手術よる脳細胞の破壊が行われてきた歴史だ。

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そして今なお、その流れ(植物人間化)は続いているのだと言う。

しかし今、「心の病は実は脳内物質のアンバランスによって引き起こされる」

とする分子整合精神医学がようやく普及し始めているのだと言う。

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だから麻薬的な化学物質の投与ではなく、ミネラルやビタミン類、マグネシュームなどの

自然物質の摂取でバランスを整えつつ、カウンセリングで直せるのだとおっしゃる。

考えてみれば「うつ」にしろ「精神失調」にしろ、心の病は何がしかの原因があって発症しているのである。

子供の頃苛められたとか、母親の愛情欠如や暴力、過剰な期待などだろうか。

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そうして今では、600種類を超える精神病がリストされている。

先天的にしろ後天的にしろ何らかの原因で精神を病むのだが、仮に侵されたとしても、

人間には心身を健康に復元させる力が備わっているらしい。

だからその自然治癒力を最大限にしてやれば回復に向かわせることができる。

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精密な血液検査の上で、最適な量の栄養素を食物から与えるのが大切だと言う。

そう言えば、マックとコーラで偏った生活してる人間は確かに切れやすくなる。

人間も生き物だから、その行動は「脳内物質」によつてコントロールされていても何の不思議もない。

それに人には5つの遺伝子的欲求があって、そいつが満たされないとメンタルになる。

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欲求とは、愛と所属、認められたい、主体的であること、楽しみを得たい、生存したいだ。

その五つのどこかが決定的に満たされないと、精神病になるのだ。

そういう意味じゃ、ほかの動物よりも人間はかなり軟な生き物である。

だけどそんな原理が分かっていれば、この社会を上手くやっていくツールにもなる。

それが「人間関係をつくる7つの習慣」だ。

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それは相手の言うことをひたすら聞いてやる(傾聴)、支援する。、励ます、尊敬する、

信頼してやる、受け入れてやる、・・・と言った相手との柔軟な交渉姿勢だ。

これでこじれてしまった夫婦関係でも、暫く努力するだけで一気に好転するんだとか。

誰だって、基本的な欲求が満たされりゃ嬉しいからね。

ともあれ、橋本先生のお話を伺った後、ひとしきり人生論に花が咲いたのである。

精神病は、自分が生み出しているのである。

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