今宵は初夢を見ん!
年の瀬に立って振り返り見ると、この一年のこもごもが幾つもの丘に重なって見える。
あそこも、向こうも辿って遥々歩いてきたなぁ〜、それも息せき切ってのことだった。
人は「あの山に登ろう!」と思わない限り、わざわざ大変なことをすることは無い。
何もしなければ、一年経ってもその後には何も残っていないだろう。
大変だろうが何だろうが、何事かに挑めばやはり自分の中に何かが残る。
そういう意味で精一杯走ったし足跡も残ったのだから、良い一年と言うべきだろう。
4月に6年間務めた自治会連合会の役員を退任して、やれやれと安堵の年でもあった。
ランでは1月の宮古島、4月の富士五湖と続いて途中リタイア余儀なくされた。
足の踵の骨折やら肉離れと苦渋のスタートだったが、それも何とか持ち直してきた。
そして5月の八ヶ岳、富士山一周、高山の三週連続ウルトラを完走し自信を取り戻した。
夏のヨーロッパ旅行では、マッターホルンの中腹まで登り、
併せてあの空気の澄んだスイスの各地やローマの街をも走ることが出来た。
それにしてもマラニックなども含めて、随分とあちこちに出掛けたものである。
最も思い出深いのは、仲間とともに訪れた北海道の余市や函館、美瑛などだ。
あの広々とした大地の限りなく続く直線の道・・・パッチワークの様な畑を横切って・・、
宿での語らいなど過ぎてみれば夢の様な一時ではなかったか。
そして先ほど、来年の暦を付け替え終えたところだ。
さて来年最大のイベントは、モンゴールの原野を走る100kウルトラマラソンである。
だがその前に来月の宮古島100kをはじめ、高山や余呉湖など5大会のウルトラが控えている。
年齢の増高とは裏腹に益々アクティブに動き回ろうと言う魂胆である。
それで昨年の轍を踏むまいと、今月は今日までに430kを走り込んだ。
来月の宮古島を快適なランでクリアーして、その後の展開に弾みをつけるつもりだ。
と言う訳で、今夜は一足早くモンゴールの大平原を走っている夢でも見ようかしら。
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