市井の暦日
昨日「丹後100kウルトラ」の登録番号が届いて、20002番だと言うのに驚いた。
この丹後を走り切れば10回目の完走となって、「タイタン」の称号が戴けるんだそうで、
その候補者のゼッケン番号なのだそうだ。
それにしても、もう十数年この大会を走り続けて、既に9回完走しているとは知らなんだ。
月日の流れは速いもので、幾分の白髪と共に馬齢だけは確実に重ねてきたものらしい。
そもそも人間の体と言うものは、生まれた瞬間から老化(壊死)が始まるものらしく、
そうだからと言って、歳をとれば老人に成ると決まったものでもないようだ。
ギリシャの哲人の言葉を借りるなら、五十歳過ぎてからやっと一人前になるらしい。
つまり人間はある程度老化しないと、成熟の域に達しないと言うことだろうか。
私自身も古稀になんなんとしている訳だが、気力体力共に歳をとったなぁ~と言う実感は全く無い。
それに若い頃(50歳以前)の自分を「青かったなぁ~」とさえ思うようになっている。
そりぁ~、髪の毛が薄くなったり、朝の目覚めが早くなりはしたが、今の私にとってはそれだって進歩だ。
毎朝の日課(収穫作業や立哨)をこなすのだって、それなりに歳を経たから出来るのである。
コツコツと体を鍛えて、もう30年近くも100kウルトラマラソンに挑戦してきているし、
山にだって登るし、この体力は急に失われるものでもないだろう。
それで、世間一般の老人の定義は間違っているのではないかとさえ思う。
毎日それなりの仕事もしていて貧乏暇無しだが、まさに人生の現役なんである。
ともあれタイタンとは、ギリシャ神話の神でもあるし、土星の第六惑星でもある。
あぁ~それに、初期のICBMの名前も確かタイタンと呼ばれていたっけ。
いずれにしても、是非とも完走してタイタン(称号)を戴こうじゃないのって気持ちになっている。
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