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2016年8月 9日 (火)

馬と少年

この日はメディカルチェックを済ませ次第、各自アクティビティーを楽しむ予定の日である。

早々に朝食を終えて、会場のパオに行くと若い医師と看護師が控えていて、

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美人の看護師がテキパキと血圧を計り、医師が脈と問診を見てくれるのだが、

その西洋人の精悍な医者が、まずOK、Verry Goodと言ってから、Good Luckとグッと腕を突き出してきた。

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晴れてアクティビティーへと出掛けるのだが、先ずは乗馬である。

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既に近くに十数頭の馬が屯していて、順次2〜3kのキャロッブに出掛けて行く。

大抵はその先頭をモンゴル人が行くのだが、中には十歳位の少年もいて、それも鞍のない裸馬を操るのである。

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先頭の彼らは小さく口笛を吹き続け、時に鋭くシィエイーと叫んで馬を叱咤するのである。

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同行した仲間は乗馬の先達で既に軽々と操っていたが、何しろ私はずぶの初心者である。

恐る恐る馬に跨ると幾分背の低いモンゴル馬とは言え、随分と高く感じる。

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思えばジンギスカンの頃(否、歴史的にか)、華人に剽悍と恐れられてモンゴル人である。

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華人の兵は馬に乗れず歩いて行動するのみだが、モンゴル人は疾駆しながら彼らを弓で射、刀で首を刈り落として行った。

つまりはこの馬の行動力が、僅かな兵力で数億の中華民族他を支配することになるのだ。

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そんな事を思いながら馬の背に揺られていたのだが、小一時間もすると尻と拗ねが痛みだした。

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かといって、途中で馬を下りる訳にもゆかず、じっと耐えていたのだが、後で知ったことは、

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鐙には足を深く差し込まず、指先で腰を浮かせるような気分で騎乗するのだという。

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その翌日今度こそはと試みると、馬も私を振り落とさんばかりに走ってくれたのである。

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さて、乗馬を終えて午後は、フブスグル湖へカヤックで漕ぎ出して湖に浮かんだ。

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余り遠くまで行ってはいかんとの最初の思いは何時しか忘れ、湖中眺める湖畔の美しさに見とれていた。Img_6750

それに世界有数の20mもを見通せるという透明度だから、魚群が見える筈と目をさらすのだが、一匹も見えなかった。Img_6751

イトウ等の魚は木の陰などに隠れているのではなかろうか。Img_6752

この湖にもかなりの水鳥が居て、潜水しては魚を獲っている様子だから、きっと小魚は多いのだろう。

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もっとも、モンゴル人が魚を食べるという話は、ついぞ聞くことが無かったのである。

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ところで、もう岡に上がろうとしたその時、カヤックが大きく傾いて湖に落ちてしまった。

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ドンマイとばかりに岡に上がったその時、私はパニックに陥ってしまった。

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カメラがポケットに入っていて、明らかに浸水したのである。

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SDカードの再生は勿論、一台しか持ち込まなかったカメラが動かなくなっていた。

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