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2016年9月28日 (水)

逆算の営み

仕事にしても宿題にしても、切羽詰らないと手が付かない性格と言うのは損なものだ。

夏休みの宿題が典型的で、八月の中旬くらいから「残り何日もある」と暦を眺めながら、

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その運命の日(月末の残り1~2日)の近づくのを最大限気にしながら、誠に切ない話だがそれでもやろうとしない。

期限に追いかけられながら生活するのは、決していい気分のものではない。

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だから早々に片付けて晴れ晴れと遊べは良さそうなものだが、それが出来なかったのである。

そんな性分は幾分緩和されたとは言え、難しい課題に対峙する度に先送りする癖は抜けきってはいない。

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まぁそれにしても、区切りと言うものがあるお陰で、何とか間尺にあってきたのである。

その間尺だが、長距離を走る者にとっては、例えば100kのうちの50kを山頂と考える。

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そして50kから先は、49,48・・・・10,9,8と走らねばならない距離を逆算するようになる。

もう残り30kだ、頑張れもう少しだ、もう10kを切ったぞ・・・って、そうやって自分を励ましながら走っている。

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さも背中に背負った100kの荷物が、だんだん軽くなるかのようなイメージを持とうとするのである。

だがそれも近年のように関門時間に追われる様になると、「残り何分何秒」が切羽詰ったものになってくる。

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このところホウレンソウを播いているのだが、一粒ずつ30mの畝を播き終えるだけでも数時間を要する。

この作業を始めるまでは少しばかり決意が要るのだが、作業が進んで、やはり半分を過ぎると「残りあそこまで・・」と自分を励ますようになる。

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事ほど左様に一種のカウントダウンであって、良きにしろ悪しきにせよ、何事もゴールまでを逆算しながら取り組んでいる。

しかしながら厄介なのは人生であって、こればっかりはゴールが予測できない。

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先日ある走友が「癌かと思って、真剣に終活」をしたと語っていたが、そんなに簡単に逆算の営みが出来るものでもない。

まぁ~、人生のゴールまでは、ひたすら走り続ける他ないのだろう。

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