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2016年9月 8日 (木)

秋思

台風13号が温帯低気圧に変わって、秋を引き連れて駆け抜けて行った。

ついさっきまでの湿度の高い空気は、爽やかな西風へと変わってきた。

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月は未だかと東の空を探すものの、中秋の名月は一週間後の15日らしい。

今日も雨上がりの山を走ったのだが、笹が穂を出して足にまとわりつく。

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彼らのこの秋は、仲間を広げるための一大飛躍の時なのだ。

だけどどうだろう…、自らの青春、成熟、老成と人生の様々を過ごしてきて、

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あぁ〜あの時は若かったなぁ〜とか、俺にもなんな時が有ったなどと思い出すのも秋だ。

そう・・・・、共に働き、そして共に遊んだ人達のことが懐かしく思いだされる。

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人生は過ぎてしまえばそれだけのもので、ついこの間まで若者だったのに、

今は早や、気持ちは青年だが、古希を真近にした初老の男であることは疑いもない。

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その初老ではあっても、次々と人生の課題は生まれるもので、果敢にそいつに向かっている。

否良し、人生とは老若が全てを決めるものでもなく、心意気こそが肝心なんだろう。

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人に遇うと「痩せた」と言われるが、果たして毎日走り込んでいるからだろうか?

この秋も、なお一層全国を走ろうと思っている。

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ともあれ、人生の経過と言うものをしみじみと感じる秋である。

晩唐の詩人「許渾」が秋思と題して、自らの生涯を詠っている。

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 琪樹西風枕簟秋 (き゚樹に西風 枕でんの秋)・・庭の木々に秋風が立ち、枕もひんやりと

 楚雲湘水憶同遊 (楚雲湘水 同遊を想う)・・・・楚の地や湘水で遊んだ昔が懐かしい

 高歌一曲掩明鏡 (高歌一曲 明鏡を覆う)・・・・声高に歌を歌い、俄かに鏡を隠す

 昨日少年今白頭 (昨日は少年 今 白頭)・・・・この間までの少年が、今は白髪

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