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2016年9月29日 (木)

ローマのコイン

暇に任せて全国各地(時には外国)に出掛け、その地を走ることが多くなっている。

何れも航空機であったり、車(高速道路)や電車(新幹線)で、瞬く間に目的地に着いてしまう。

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そういう意味では、かつての寝台車での旅のあれこれを思いだすと、旅情は乏しくなった。

駅弁や土産物、更には宿の料理や景色まで均一化して、旅そのものが面白くなくなったかも知れない。

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旅先の地には、それぞれの歴史や風土があって、それを知り訪ねるのが魅力なんだが、

交通手段の発達が、そんな悠長な旅を許さなくなっている面もあるんだろう。

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でも私の場合は、何処に出掛けたとしても大抵は自分の足で、その土地を走り回る。

ベルリンやローマ、浙江では道に迷って往生したこともあったが、それも貴重な経験になっている。

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国内の旅も当然ながら件のごとくだが、やはり旅は自分の足で体で感じなければ駄目だ。

ところで今日は、沖縄・宮古島100kレースのエントリーを済ませてきた。

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厳寒の地から温かな所へ飛んで走るのが、毎年一月の恒例行事になってしまっている。

この宮古島にだって、静岡空港を午後一番で飛び立って五時頃には到着するんだから、その時間距離は信じられない位近い。

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しかしこの距離を、自分の足と小さな舟で辿ったとしたら、果たしてどれ程の時間を要するだろうか。

先日、沖縄の勝連城跡からローマ帝国の(3〜4世紀の)コインが発掘された。

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勿論、太平洋の片隅に浮かぶこの小さな島が、西洋世界とも何らかの形で繋がっていた証拠だ。

しかし、どの様な人達の手を経て、何の為にローマで使われていた古代のコインがこの地に伝わったのか?

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或は、この島に貨幣が登場するのはずっと後世のはずだから、ローマから遥々とどれ程の時間(或は数百年)を経て伝わったのか?

いやいや、大航海時代にやってきた西洋人が、土産に持ち込んだのか?

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そう言えば、宮古島には1873年にドイツの帆船ロベルトソン号が漂着した歴史があったっけなぁ。

たった数個のコインだけど、いろいろと想像を巡らせると面白い。

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コメント

宮古島2017年初ウルトラ頑張って下さいね、今度はお天気に恵まれますように(笑)

投稿: 掛川ノブ | 2016年9月29日 (木) 18時11分

有難う、ノブさん。宮古は亜熱帯に属しているから、一日に一度は雨が降るんですよね。尤も今年の豪雨は、凄かったけどね。
 今年は12時間代で走ったけど、さてどうだろうかと自分でも楽しみです。まぁ〜、100kを走り切れりゃ、それで満足ですね。ノブさんも、ご一緒しませんか?
               山草人

投稿: 山草人 | 2016年9月30日 (金) 19時17分

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