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2016年9月 5日 (月)

才と小人

人の才能とその人生との微妙な関係について思っている。

野球やテニスの才を研きに磨いて、プロスポーツで生涯を貫く人もいる。

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演じることに憧れ、歌の上手を貫き、向学心を極め研究者になどと、自分の才能を生かし切るような人生がある。

どうせ一生は短いんだから、秀でたところを磨いて生きられればそれに越したことは無い。

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子供の頃、ろくに勉強もしないのに成績優秀なのがいて、私は自らの鈍才を呪った事がある。

だけどその子が成人して栄達したかと言うと??で、奢って能力を磨くことなく、むしろ才能が災いして終わったようだ。

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事ほど左様に中途半端な才のために、反って地を這いずり回る様な人だって多いんだ。

この点私なぞは無芸多食、スポーツは全く駄目で、音楽は音痴、絵を描かせりゃ白痴、

他にこれと言った才能もない小器量な男に、幸か不幸か生まれついた。

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人には得手不得手があると言われるが、私の場合は不得手ばっかりで・・・・・。

勿論自分に自信などは無いから、ひたすら控えめに大人しい子を演じてきたと思う。

そいつが生き残るにはこつこつと飽きもせず努力する他無い訳で、だから特別な冒険もしないで生きてきた。

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正に小吏の才に徹してきた訳で、結果として自分に適っていたと思っている。

それにしても70年この方生きてきて、随分沢山の生き様・死に様を見て来た訳だが、

才能なんてのは所詮瞬間的なもので、コツコツ積み重ねていく力には適いっこないようだ。

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それに人にはそれぞれの役割の様なものが有って、お互いにそいつを演じあっている。

自分にどんな役回りを演じさせるかが人生だが、器量に過ぎた役割など無用の沙汰だ。Img_7145

そして肝心な事は、能力もまたコツコツと育むものだと思う。

又しても大分、堅いことを書いちゃったかなぁ~。

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