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2016年10月 4日 (火)

山草人小史

小史などと余り使われない表現を使ったが、ペンネーム「山草人」について書こうとしている。

私が山草人を称するようになって、かれこれ二十五年程にもなるだろうか。

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きっかけは当時隔月に発行していた同人誌「農の風景」で、私は同誌に毎号記事を寄せていた。

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始めは組織内に配布する形だったが、運営上幾ばくかの賛助金を戴くようになって、発行の範囲もかなり広がりをみせ、あちこちから反響も届くようになった。

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そんな中で、もとよりボヤッと書く事が出来ない性分だから、かなり歯切れ良い自分なりの主張を書き続けていた。

しかし本名で社会的な主張を続けるには限度もあって、ある時からペンネームを使うことにしたのがその始まりだ。

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週末に山のそま道を走れば、林間には名も知らぬ様々な草が競い合って繁茂している。

それもそれなりの秩序があって、人が入る所には笹ユリやツツジが混じり、林間の明るい所にはウラジロなどのシダ類が生い茂る。

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言うならば雑草の性強さを発揮しているのだが、雑草と言う草は無いのであって、

仮に名も知らぬ草であっても、それはそれそれなりの自己主張をしているのである。

そんな山の草々の(ありのままの)声でも良いのではないか・・ってな気持ちもあって「山草人」をもう一人の自分の名前にしたのだ。

世紀末を迎えた年、それまでの自分の足跡を本にして残そうと製本して配布したのだが、この時もペンネームが役立った。

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やがて2010年に「スローな気分で生きてみたら」を静岡新聞社から自費出版することになって、一時だが「山草人」が本屋に平積みになった。

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定年退職を目前にした頃、このブログを書き始めた訳だが、勿論、山草人は私と一体化していた。

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情報が不特定に公開される今日のネットの世界ではハンドルネームが一般化しているが、私の場合はそんな次第でペンネームなのである。

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ともあれ四半世紀もの間二人三脚で歩んでいると、そこには私であって私でない人格が存在するような気がするから不思議だ。

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それで、山草人にはもっと冒険をさせたいと思っているのだが・・・・。

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