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2016年11月29日 (火)

歳々年々

私の葡萄畑はすっかり紅葉し、もう冬の到来を待つばかりである。

それで先日から、新しい品種への植え替え作業に汗を流している。

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ブドウの世界も日進月歩で、これぞと見込んで植えた品種も何時の間にか古びてくる。

それなりに丹精して育てたのに、新人に変わってもらうのも致し方ないのである。

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一旦植えたブドウは、年々歳々花相似たりと、同じようなリズムで実を稔らせる。

だが、この世の流れも人の心も移ろうものであって、彼らの安寧を許さないのである。

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もう今年も明後日からは師走であって、あぁ〜年々歳々だなぁ〜と嘆息する今日この頃だ。

今年も何時もの様にガシガシと恒例の行事をこなしてきて、そしてまたここに居る

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この間に何程の進歩があって、ここに辿り着いたのかと考えると、ただ流されてきただけの様にも思える。

世の中、トランプ大統領が登場することになり、舛添知事が失脚し小池旋風が吹く。

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そう、世の中も、そして世間もしきりに移ろっていくのに、自分だけは依然として同じ所にいる。

人生とはそうしたものだと思いつつ、それでもこの時の流れの速さに戸惑うのである。

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ストレスが人を老化させるというが、私に関しては歳と共にストレスは減る一方で、

これでは老熟など願うべくもないのではないかと思うのだが、それでも人は歳を取る。

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早く植え替えの時期が来れば良いのだが、それはまだまた当分先の様な気がする。

それまでは年々歳々、それなりの花を咲かせ、実を稔らせるべく専心するのが人生だ。

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人がどうあろうと、世の中がどのように変わろうと、私はそうして生きていく。

これからも年々歳々花相似たりであり、歳々年々人同じからずなのである。

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そうして、私は今ここに居る。

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