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2016年11月19日 (土)

変わりよう

平成も28年が残り少しとなって、思えば昭和も随分と遠くなったものである。

それで毎朝街頭に立って子供達の顔を見ながら、フッと気付いたことがある。

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子供達の足がスラァッと細長くなって、その分頭が小さく、みんな同じような顔をしていることだ。

言うまでもなく私が子供の頃は、寸胴で顔だって角ばったのやら食い付かれそうな顔、

泣き出しそうな顔、怒り顔などとあって、あんまり均整の取れた顔は少なかったように思う。

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そりが今じゃ、全体としてスマートな顔、甘い顔がずらりと並んでいる。

みんなお利口さんの顔になって、餓鬼大将なんて顔は絶滅危惧種になったようだ。

勿論、二本の青洟やピカピカの袖、ヒビもアカギリも絶滅である。そして、

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個人主義が行き渡って個性が尊重される筈なのに、その個性が顔に現れてないのである。

この大きな変化は栄養状態の変化を映すものだが、どうやらそれだけじゃ無さそうである。

本当の理由は使わなくなったからで、昭和の世代よりも退化したのだと思う。

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スラッとした足は歩くことや労働が減ったからで?、頭もあんまり使わなくなってスマートに?

真偽のほどはともかく、まぁ〜一般的に使わないものは退化するのである。

ともあれ、子供たちと同様に大きく変わったのが野菜で、これも個性が激減している。

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昔の野菜は長いのや短いの、アクの強ょ〜いの、キューりだって揃っちゃいなかった。

それが今じゃ、大きさも形もみんなキチッ〜と揃って、スーパーの棚に並んでいる。

個性とか不揃いは、この世界では尊重されないのである。

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だからこの数十年、如何に個性を無くすかってのが育種の眼目で、而してみんな同じになった。

私の作っているホウレンソウにしても、昔はあく(蓚酸)があって虫なんて食わなかったが、

今じゃ少し油断すると穴だらけになって、とても売り物にゃならなくなる。

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サラダ用のホウレンソウもあって、既に蓚酸なんてのも神話になりつつあるのではないか。

個性が強調されればされるほど、実際には個性が失われていくのはどうした訳か。

人間も野菜も、あまり個性的だと使い勝手が悪いんだよね。多分!!

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