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2016年11月 8日 (火)

紅於(こうお)

昨日の立冬を潮に明日辺りから一気に寒くなって、日一日と冬の気配が濃くなりそうである。

畑の白菜やキャベツも、この季節に併せてそれらしい装いを見せ始めている。

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先日からホウレンソウの収穫を始めていて、今日も夕方から粛々とその作業である。Img_7926

そうして食卓に上るホウレンソウの深い緑は、まさに精気を養う薬草にも思える。Img_7855

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一方我が家の桜葉は紅葉もせずに散ってしまって、今年の紅葉は駄目かと思っていたら、

何時の間にか、あちこちから紅葉の便りが届くようになっている。

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時の流れの速さに驚きながらも、この時期を「楓林の晩(ふうりんのくれ)」と呼ぶのかと思ったりする。

ところで、先日の小春日和の小笠山を思い出しているのだが、

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ウバメガシなどの常緑林だから、秋の風情は際立ってはいない。

が、それでも古い葉を少しずつ落としていて、

その落ち葉を踏みしめながら、木漏れ日の中を走るのはそれは実に心地良い。

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ゆったりと紅葉を訪ねるのもいいが、トレイルの様なアクティブな秋も素晴らしい。

いずれにしても、晩秋の景色は人生の姿とも重なり、これをどう表したら良いのだろう。

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それで、この時期に相応しい漢詩を探したら、晩唐の杜牧の七言絶句に「山行」があった。

 遠上寒山石径斜 (遠く寒山に登れば 砂利の小道が続く)

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 白雲生処有人家 (白雲の生ずる辺りに 人家有り)

 停車座愛楓林晩 (車をとどめて そぞろに愛す 楓林の晩)

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 霜葉紅於二月花 (霜で紅葉した楓は 二月の花よりも紅なり)

紅於とは、色付いた楓のことである。

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私自身の馬齢も紅於の頃を迎えている訳で、果たして春弥生の紅に比肩できるのかどうか?

いやさ・・、春夏秋冬、人生は懸命に生きてこそ華ならんや!!

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