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2016年12月 7日 (水)

私の人生

これまで70年近く生きてきたが、思えば、何の変哲も無いごく平凡な人生である。

人の一生には破天荒なそれもあれば、プロ棋士やスポーツの厳しい世界だってある。

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勿論波乱万丈であって面白い生き方なんだろうが、目立た無い平凡な人生にだってそれなりの波乱はある。

子供(少学)の頃、多分歴史小説の影響だろうか、大人になったら外交官になろうと思った。

それで外務省に「どうしたら成れるのか?」と手紙を書いた。

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すると外務省から、しっかり勉強して外国語を覚えろって返事があった。

当時勉強はクラスでも中の下でカラッキシ駄目だったから、外交官はあっさりと諦めた。

少し成長した(中学の)頃、小説家を目指そうと思って、何冊かのノートに物語らしきものを並行して書き始めた。

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それぞれのノートに10数ページ夢中になって書いたのだが、読み直してみて落胆した。

当たり前のことだが、自分で読んでも呆れる程面白くなくって、それであっさり撤退した。

仕方が無いから、農家の長男だし農業高校に入って、卒業したら農業をやろうと思った。

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それがどうした訳か普通高校に行ってしまって、親父が「地元なら、何とか大学にやってやる!」と言い出した。

大学を卒業する頃は、この国の経済がそろりそろりと拡大を始めた時期で、一端就職してしばらく様子を見ることにした。

間もなく爆発的な経済成長が訪れて、家業の農業の見通しには暗雲が立ち込めた。

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仮に二年卒業が早かったら、私は農業者として悪戦苦闘の人生を送っただろう。

まぁ~それはそれで色々と工夫の余地はあったろうが、結局はサラリーマン生活を余儀なくされた次第だ。

とは言うものの、その夢中で関わったサラリーマン生活は、自己実現と言う意味で実に有意義だった。

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世の中の仕組みを始めとして、広い世界を垣間見ることが出来たからだが、同時に自分の中の遊びの領域が広がったことがラッキーだった。

定年退職からかれこれ10年、やっと一介の農夫になれたが、同時に学校や警察、自治会やボランティア活動にも関わってきた。

そして農夫の仕事というのは、やれば確実に目に見えてその作業が進んでいくから面白い。

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体も健康だし、有り体に言えば、平凡な市井の一人として、まぁ良くやってきた人生ではないかと密かに思っている。

70から後のそれは、多分人生の余白だね。

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