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2016年12月21日 (水)

陽は又昇る

今日は日一日と陽の光が復活を始める節目の日、冬至である。

昔は冬至など意識したことも無かったのに、歳を重ねるに従ってこの一陽来復が殊に嬉しく感じられるようになった。

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そもそも冬至は太陽の運行の出発点であって、太陽の年始と言っても良いだろう。

やがて年が明ければ、梅が花開くだろうし、寒さはともかく春のたよりも聞こえてくるのだ。

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年々歳々、人事に代謝あり、往来して古今を成すのである。

清の時代の沈受宏に、妻に送った七言絶句「示内」がある。

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 莫歎貧家卒歳難 (歎ずるなかれ 貧家 年が越せないなどと)

 北風嘗過幾番寒 (北風 嘗て過ぎ 何度もの寒さ)

 明年桃柳堂前樹 (明年 桃や柳が 座敷の前に芽吹く)

 還汝春光満眼看 (汝に還さん 春光 眼に溢れるを)

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これからは春を待つ日々になる訳だが、年を越せば又しても白髪が増え、一年歳をとる。

こいつばかりは一陽来復とはならないが、その代わりに新しい行事が始まる。

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ランの予定なら初詣マラニック、湖西連峰マラニック、宮古島100kウルトラと続くし、

葡萄は春の発芽に向けた準備が忙しくなるし、ホウレンソウの栽培も続いていく。

正に年々歳々花相似たりであって、歳々年々人同じからずである。

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人は誰しも歳を取るのだが、これが自分のことになると中々素直に納得できない。

上手い具合に年寄りになれないというか、あくまでも自分は何時までも若いのである。

やる事だって何年も前から変わっちゃいないし、否むしろ上手くなってきている。

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走る事だって、昔よりもずっと楽しく走っているし、作物を育てる技術も上達した。

残り何年の寿命かはともかく、自分が介護保険のお世話になるなんて想像もできない。

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多分このままずぅ~っと突っ走って、コロリって逝くだろうと信じている。

人間は同じ事を繰りかえす生き物であって、私にも毎年春が来るのである。

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