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2016年12月 1日 (木)

歳月

歳月は、勝手に来て勝手に去っていく。

人もまた、その歳月を生きて、そして何時か滅びていく。

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黙って居れば、堀の蛙やメダカのように、人知れず滅びていく。

だからその歳月の一区切りを、カードに書いてビン止めしておこうと始めたのがこのブログだ。

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そして今、そのピンが3,857本になって、そのカードも70万回近く閲覧されている。

書く人間は一人だが、閲覧するのは道端の通行人も含め、筆者からすると不特定多数だ。

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ただカードの何枚か読んだ人は、書いている男の「人となり(?)」を全く知らないではない。

文章はその人間を映し出すし、仮にウソを書いても、それは透けて見えるものだからだ。

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その文章を3,800余回も書いてきたんだから、言うならば私は真っ裸同然である。

この間十一年近くの歳月が流れ、筆者もそれなりに馬齢を重ねてしまった。

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歳を取ったからと言って、ちっとも利口になった訳じゃなく、色々と経験を重ねただけだ。

それも筆者は、名もない市井の盆暗に過ぎず、所詮書けることは限られてくる。

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自分の体験や歳と共に去来する人生への思い、それに走り旅のあれこれを多く書いてきた。

多分、私の中にあるかなりの部分をカードに書き残してきたのではないか。

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そのカードの一枚一枚は、正に筆者の歳月そのものであって、畢竟掛け替えのないカードだ。

もちろん、漠然とした思いを書きながら鮮明にしたこともあるし、それは心の足跡でもある。

このカードは、漱石や鴎外ら文豪の書物である筈もないから、やがて風に吹かれて飛び散っていくだろう。

それが徒労だとしても書き続けようと思うのは、やはりそれが自分の生きた印だからだ。

歳月人を待たずだが、人はその歳月を生きている。

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