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2017年1月20日 (金)

時代の気持

昔の人は人生五十年とされてたけど、ホントに随分短命だったんだなぁ~と改めて思う。

戦前までは、結核で20~30代の人がコロコロと死んでいったし、戦争でも殺された。

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明治維新を担った連中だって驚くほど若く、高杉晋作(享年28歳)、桂小五郎(享年44歳)、

西郷隆盛(享年49歳)など、今日からすれば小僧っ子にしか過ぎない歳で死んでいる。

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夏目漱石は56年、太宰治は38年しか生きなかったのに、たいそうな著作を残している。

それに引き換え、80歳くらいまでは生きるのが当たり前になっている今日、

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人生50年時代に生きた人達の生き方と、その気持ちがかなり違うんじゃないかと思う。

私も現実に五十代の頃には「死」なんて眼中にも無かったし、

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古稀になろうとする今だって、まだまだ人生は長いと思っている。

まぁせいぜい、歳はとっても寝たきりやボケはヤダなぁ~って、意識している程度かな、

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誰もが80歳くらいまで生き続けると言うのが、今日の時代の気持ちって訳だ。

ところでそんな折、「人間って、何もしないで、ただ長く生きりゃ良いってもんじゃなかろう」って言われると、途端に居心地が悪くなってくる。

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寝たきり老人も数多いし、介護はこれからの社会問題でもあって、それ自体は納得せざるを得ない。

私も、そうなったら安楽死を望む方だが、問題(?)は死を意識することのない時代だって事。

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短命だった頃には、二十代で子供を育て、仕事は短期に成し遂げることを考えただろう。

私だって、仮に五十才で死ぬと分かってたら、多分相当に違った人生を歩んだはずだ。

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そいつが80・90歳まで生きるとなると、何も慌ててやることは無かろうって気分になる。

全てを謳歌しつつゆっくりと成熟させりゃ良いのであって、子供はまだまだ・・・なんてね。

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もとより短命よりも長寿が良いに決まっているが、はて人生の中身となると如何なものだろう?

先憂後楽に過ぎるのは如何かと思うが、私もそろそろ成熟を急がんとなぁ~。

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