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2017年2月12日 (日)

時の流れと邂逅と

宿を出ると直ぐに凄い下り坂があって、チェーンを装着していても雪の上をスルスルと、

それでもチェーンのお蔭で何とか脱出(冷や汗をかいたが)出来たのだった。

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この宿は実は少人数収容の宿で建物は古いが、食事は少し贅沢だった。

贅沢ってのは、普段しないような不必要なことをするってこと。

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人生は上下左右に揺れ動いたり色々あって面白くなる訳で、ただ単に真っ直ぐじゃ、

そもそも物語りにならないし、それじゃ味が無いってんで、少しだけリッチにしたんだ。

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夜の食事はともかく、雪景色を前面にした朝食には少しだけ感激しちゃった。

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朝食なのに色々と出てきて、白湯のフカヒレスープじゃ、そのヒレが奥歯に引っかかって・・。

ともあれ雪の中、先ず向かったのは彫刻の森公園である。

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三十数年前、確かに家族で訪れたことのある場所なのに、さっぱり記憶は消えていた。

雪の中にたたずむ彫刻群れだからという訳でなく、果たして展示内容が一新されているのか?

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当時と違うのは、圧倒的に外国人の姿が多いことで、やはり中国人の姿だろうか。

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まぁより、人間(私)の記憶もあてにゃならんと自覚することと相成った。

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次いで向かったのは、湯本駅近くの早雲寺である。

この寺は北条早雲の遺言で北条氏綱が建立した北条氏の菩提寺だ。

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もともと早雲が小田原の堀越攻めの拠点とした所で、往時は湯本全域に及ぶ寺域だった。

しかし天正18年(1590)、秀吉の小田原攻めに当たり、彼は皮肉にもこの早雲寺を本拠とした。

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やがて石垣城(太閤の一夜城)が出来るとそこに移るのだが、その際火をかけて焼かれてしまった。

現在の早雲寺は1627年に再興されたもので、北条五代の墓碑が残されている。

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もとより往時の数分の一の小さな寺で、正に敗軍の寺の侘しき趣だろうか。

しかしこの湯本から小田原までは10k足らずで、小田原城の真上に当たる位置にある。

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そういう意味じゃ、天正のいにしえも、さるものかと思った次第だ。

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