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2017年3月27日 (月)

湖畔の佇まい

煙った湖面も風情がないではないが、湖面を渡ってくる風はさすがに冷たい。

歩くと直ぐに寒くなるので、とにかくランを続ける他なかった。Dscn1224

その冷えた体を温泉で温めて、宿で暫しゆっくりした一時を過ごすことが出來た。Dscn1233

起きると昨日来の雨も降り止んで青空が見え、8:00前には近江八幡の宿を出、瀬田の唐橋に向けて元気に出発である。

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そして今日は、昨日の40kに続いて瀬田の宿まで48kを走らなければならない。

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近江八幡からさばえに出て、そこからは対岸に雪を被った比叡山を見ながら南進する。

比叡山から吹き降ろす冷たい風を受けながら、淡々と距離を伸ばして行く。

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12時近くなって、環境をテーマにした琵琶湖博物館に立ち寄って昼食、とくと見物するには2時間は要するとのことだったが、何せ先を急がねばならず、これを30分で一周した。

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確かに琵琶湖の環境を保全するのは容易なことでは無く、それに琵琶湖はバイカル湖や

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フブスグル湖などと同様に、数多くの固有種が生息する古代湖なのである。

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博物館でヒロボーさんと合流し、14:30、あの著名な石山寺を目指したのだが、これが遠かった。

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瀬田の唐橋に達したのが15:20で、石山寺はここから3k先の瀬田川沿いにある。

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おまけに宝蔵館の最終入館が15:45までと言うから、猶予なくひたすら走ったのである。

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何とか一分前に間に合って、紫式部の足跡をほのかに味わうことができた。

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そう石山寺は、紫式部が源氏物語の想を練り、執筆を続けた寺なのである。

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この寺に籠り、琵琶湖に映る十五夜の月を眺めながら、都の人々に思いをはせ想を広げ、ここで須磨・明石の二帖の筆をおこしたとされる。

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「近江の海 夕波千鳥汝が鳴けば 心もしのに いにしえ思おゆ(柿本人麻呂)」などと、古の人々の心情を少しばかり想像してみた。

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