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2017年3月28日 (火)

瀬田から坂本・叡山へ

走り旅もはや三日目を迎え、今朝は待望の快晴である。

宿から瀬田の唐橋まで移動し、琵琶湖西岸を北上するコースをとった。

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言うまでもなく唐橋は、壬申の乱以来戦の度に焼き落とされて、京都に入ろうとする軍勢と対峙した場所だ。

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その唐橋から10k程北、大津港の少し西側にあの三井寺がある。

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桜や紅葉の名所ともされ、数多くの時代劇映画の撮影地でもある天台宗の寺である。

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それに京都南禅寺に通じる琵琶湖疎水の水源地でもあって、一旦は秀吉によって廃絶とされたのだが、現存の金堂は北政所の寄進で再建されたものだ。

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有名な伝説があって、かつて同じ宗派の延暦寺との争いがあった折、弁慶が梵鐘を奪って、

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比叡山に引き摺り上げたという、その鐘がイノー・イノー(帰りたい)と響くんで、弁慶が怒って金を谷底に投げ捨てたんだそうだ。

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その傷跡の痛々しい鐘が名物であって、・・はて数トンはあろうかと思われる鐘をどうして運んだのか?

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その三井寺を後にして8kほど走り延暦寺の門前町、坂本に至ってやっと中食になった。

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皆でニシン蕎麦を食べて元気を出し、坂本からケーブルで比叡山延暦寺に登った。

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根本中堂を中心とした延暦寺を巡り、やれやれというところだが、三日目のランで足はかなりの疲労を蓄積しているのだが、

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そんな弱気は億尾にも出さず、更に5kほどの山中の修験道を抜けて横川へ向かった。

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千日業の展開される激しい道筋で、途中には修験者が皇居を遥拝する玉体杉もある。

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ともかくもその山道(トレイル)を進んで、15:40横川に至った。

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横川は延暦寺の奥の院でもあって、親鸞や日蓮が修行した所である。

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はてここからの便(交通手段)は無く、止む無く6k余の林道を坂本まで駆け下りることにした。

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その長い長い下り坂を降り切って、JR坂本駅に着いたのは既に17時だった。

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この旅はまだまだ続くのだが、残念ながら私は皆さんとは逆方向の家路につかなければならない。

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と言う訳で、対岸に一昨日以来走ってきた夕暮れの近江富士を眺めながら、

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三日間の何と短かったことかと感慨にふけりながら家路についたのである。

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コメント

3日間お疲れ様でしたでした。
ジャーニーランは楽しいですね。
途中で帰ったのは残念でした。
私は最後まで楽しみます。

投稿: ヒロボー | 2017年3月28日 (火) 21時58分

琵琶湖の南半分、110kほどを走ったことになりますが、随分思いで深い走り旅になりました。
 後半の北半分も是非走りたかったのですが、都合でまことに残念です。皆さんの、一層楽しい走り旅を祈念しています。
                 山草人

投稿: 山草人 | 2017年3月29日 (水) 07時45分

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