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2017年3月18日 (土)

得手に帆を上げて

今日は例によって、森信三先生の修身講義録から人生を学ぶ勉強会である。

テーマは第17講、前回に続く「一道をひらく者」である。

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森先生の40歳ころの講義だが、先生はこの中で、「大志を抱くべきことを知らず、

人生の半ばを過ぎた今日に至って、ようやく人生の意義に目覚めそめた」と言っている。

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しかも、その遅きを「真に憐れむべき人間に過ぎない」と、豊かな春秋のある学生に対して

「人生は二度とない」「諸君らにして大志を立てなかったならば・・・」と激を飛ばす。

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けだしさもあらんだが、勉強会の私達は既にみんな還暦を過ぎた年配であって、

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「はて、失った年月は取り返せないし・・・」と暫し、戸惑う態ではあった。

しかし良く考えると、志を抱くのが早いに越したことは無いにしても、年齢は関係ない。

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畢竟私の80歳計画だって、小志くらいの価値があるのではないかと考えていた。

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要はその中身だが、もとより大そうな目標を掲げる必要は既になく、例えば1「00歳まで健康で生きる」でも良いのだと思う。

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私の場合は「元気で走り続ける」程度の細やか夢だが、大切なのは自分の得手に帆を上げることだ。

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既に何憚ることなく生きられる年齢だとすれば、山本常朝の葉隠に言う様に肝心なのは「好きなことして、生きる」ことだ。

好きなとは楽なことである筈もなく、実は中々難しいことを達成していって、始めて喜びは生まれる。

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「得手に帆を上げる」は本田宗一郎の言葉で、彼は生涯車造りという「好きなこと」をして生きた。

ともあれ、勉強会はそんな難しい話も時々挟みながら、走ったり食べたり和気藹々である。

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人それぞれ考えることも感じることも違うし、何かを感じて帰れば良いのである。

今回も、歳とは関係なく志を少しでも高くせにゃいかんなぁ〜と、うたた感慨に堪えなかった次第である。

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コメント

「元気で走り続ける」夢
素晴らしいと思います。
私も同じです。

私の今年の目標で
夢街道90㎞
50人以上の人に走ってもらう。が、あります。
山草人さん
どうですか?
今年も走ってくれませんか?
申込用紙↓
http://hokuen.web.fc2.com/pdf/Please.pdf
夢街道90㎞
12市町村が合併して大きくなった浜松市を突き抜け長野県遠山郷までの90㎞
私の「夢」にも お付き合いしてくれないでしょうか?

投稿: しんしん | 2017年3月26日 (日) 17時50分

 夢は大きな方が良い。50人なんて言わないで当面三百人は目指さないと・・・・困難がありぁ、そこから事が始まる。
 私も讃歌の予定です。よろしくお願いします。
                山草人

投稿: 山草人 | 2017年3月26日 (日) 21時33分

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