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2017年3月15日 (水)

他人の目

耳順から従心へと生きてきて最も変わったこと、それはあまり他人の目を意識することがなくなったことだ。

子供の頃から「人から、どう思われているのか」は重大な関心事で、極めて過敏だった。

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世間の全ての人が自分に視線を向けているかの様な意識だったと思う。だから、

些細も無いことで顔を赤らめたし、他人の一言にひどく落ち込んだりするのが常だった。

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実のところ「自分が思うほど、他人は気にかけちゃくれない」んだが、とにかく他人の目が気になった。

小さなニキビが苦になったし、他人と違う格好が出来なかったし、人前で喋ることもできなかった。

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「良く思われたい」一心で、行動の一部始終がビクビクと気になる小心な餓鬼だった。

この性格は何時の間にか鈍感にはなってきたが、長じてもかなり長く続いたと思う。

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世間知らずでもあったが、今思えばいわゆる自意識過剰というヤツである。

それが様変わりして、今では毎朝ヨレヨレのふうてんの様な格好で街頭に立っている。

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他人の言葉にも「あ、そう・・」って感じで、簡単に受け流すことが出来るようになった。

つまり、「どう思われようが・・どうでも良くなった」し、同時に相手に過剰な期待もしなくなった。

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そう・・、どうやら自意識と他人への期待は、何処かで繋がっているのである。

例えば夫婦関係で言えば、かつては私の期待を逐一裏切る細君に腹を立ててばかりいた。

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いやさ夫婦関係に限らず、子供にも期待したし、仲間にも自分にも、そして未来にも期待していた。

それが、期待しても裏切られ、それでも期待して又裏切られってことを繰り返してきた。

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いっそ期待などしなけりゃ、「ああ、こんなもんか」って納得できたんだよね。

そんな簡単な事が分かり始めたのは、やっぱり耳順(60歳)頃だからで晩生には違いない。

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人生は結局は一人旅、人は人、自分は自分なんである。

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