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2017年4月15日 (土)

春の駆け足

万物の動きを促す春風は、ものを長ずる力そのものである。

その遅れていた春風が本格化して、自然界は追い掛けられるかのように大わらわである。

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満開の桜並木の前に広がる茶園では、急いで薄緑の新芽が顔を出そうとしていた。

桜とお茶が競演するのは、遅い春の故で、ついぞ見かけなかった景色だ。

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山の尾根道を走ると、あの派手やかなミヤマツツジが輝き、崖の縁にはヒカゲツツジが満開だった。

黄緑の花を咲かせるヒカゲツツジは極めて希少種で、それと知れるのは花を咲かせるこの時だけである。Dscn1470

今年もヒカゲツツジの満開に遭遇してとっても嬉しくなり、足の運びすらが軽くなった。

するとその道すがら、なんと丁度摘み頃のワラビが顔を揃えているではないか。Dscn1469

にわかに温かくなって、ワラビも一斉に伸び始めたんだろう。

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誰も居(折)らぬでホダだとなるところだったから、これを一抱えばかり収穫して帰った。

この春一番のワラビのヌルヌルとした食感は、まさに春の味わいなのである。

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山から帰ると、暑さに半裸になって、二度目のオクラの鉢上げである。

今年も相当数のオクラを育てる予定で、この育苗はまだまだ続くのである。

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日ごと様相を変えつつあるのが葡萄達で、遅れていた芽吹きを回復しようと、一気に競争が始まっている。

頂芽優勢の原則も何のその、後から後から遅れ芽が出てきて、その整理に大わらわだ。

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何しろ優秀な芽を伸ばさないことには、花も稔りも期待できないのである。

その花房だが、既に極早生のデラウエアは一枝に4つも花を付けていて、これを一花房に絞る作業を始めている。

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二兎を追うものは一兎を得ずの喩え通り、一枝に一つの果房を稔らせるのがベストだ。

これから毎日のように、この春風との追いかけっこの作業が続くのである。

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