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2017年4月28日 (金)

粗忽の人

自らを省みて、「俺も、粗忽な男だからなぁ~」と、溜息をつくことしばしばだった。

思わず口にした言葉が相手の琴線に触れたり、悪口と受け止められたりしたこともある。

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本人にはそんな気はまるっきり無いのに、相手に誤解されてしまうのである。

そんな時、いつも「口は災いの元」だと、自らを戒めたものである。

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もっとも、公人でもない只のジジイの発言などさしたることは無いが、それでもである。

況や大臣をや・・・・と、首になった今村大臣をマスコミに迎合して鞭打つつもりは無い。

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つまり私同様の粗忽者に過ぎないなぁ~、と幾分同情しているのである。

あの「東北でよかった」発言は、被災者には申し訳ないが、誰もが思っていることだ。

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もし津波が自分の所だったら、もし首都圏を直撃していたらもっと大変な事だったってね。

彼はその心の中で思っていたことを、ポロリと極自然に派閥の会合でしゃべっちゃった。

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多分「東北も甚大な被害を出した訳だが、これが仮に首都圏だったら被害は想像することも出来ない程だ」と言いたかったんだろう。

だけど彼の立場は、最も被災地の事を考えなきゃならない復興担当大臣だった。

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全く持ってお粗末としか言いようが無いが、彼にはまったくもって悪気が無いのである。

それに「自己責任」発言は、もっと粗忽だった。

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得点を稼ぎたい無名記者が矢継ぎ早に無理な質問を「帰還は自己責任ってことか?」と

答弁を誘導しているのに、それにまんまと乗せられて、「帰る帰らないは自己責任」って言っちゃった。

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多分本人は、「規制は解除したから、帰るか否かは自身の判断だ」と言いたかったんだろう。

結果として翌日の新聞には、その「自己責任」の言葉だけが大きく扱われることになった。

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揚げ足を取ることの出来たあの無名記者は、恐らく得意満面ではなかったか。

つまり言葉足りずというか、単なる言い間違いをしてしまうところが粗忽だ。

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国務大臣としては失格と言う事になるが、それにしてもマスコミの報道姿勢に疑問が残る。

粗忽な私などは、かつて中世フランスで起こった「魔女狩り」を連想するのだが・・・。

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あぁ~、もの言えば唇寒しである。

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