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2017年5月26日 (金)

朴念仁の独り言

かつては講演などに引っ張り出されてあちこちで話をしたが、本来人前で噺をするのは嫌いだ。

そもそも話すからには意味のある中味が必要だし、同時にささやかなジョークもほしい。

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そんな器用な事は無理だから、事前に相当に分厚い原稿を準備するのが常だった。

それがないと、話が何処にいくのか・・・支離滅裂になりゃしないかと心配だったからだ。

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人には恐らく、話すのが得意な人(例えば政治家)と書く方が良いって人の二種類がある。

私の場合は多分に後者で、オズオズと話すよりも、書く方がよっぽと良いと思ってる。

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世の中には当意即妙と言うか、目から鼻に抜ける様な受け答えのできる人がいる。

しかし私は、言いたいことの半分ほども言えずに、後になってそれを悔やむタイプだ。

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頭の構造が違う訳で、根っからの鈍だと思っていたが、私の様なのを朴念仁と言うのだと遅ればせながら気付いた。

つまり、無口で愛想がなくて物分りの悪いヤツ、融通の利かない役立たずの分からず屋である。

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そもそも「語り」と言うのは「騙り」に通じていて、ある程度の嘘を織り交ぜて、

面白おかしくしゃべくるものであって、これは全くもって私の性に合わない。

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大体において、そういう方向に頭が回らないというか、発想がいかないのである。

そんな訳で、喋る代わりに、このブログを書いてきたような気がするのだが・・・・。

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所詮その朴念仁の書いているブログだが、既に訥々の4,030日余が積み重なっている。

塵も積もれば山になるの如くで、本にするとすれば一日1ページでも15冊にも相当する。

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それがたった一つの箱(ブログ)に入っているんだから、電子メカって凄いと思う。

だがプロバイダーのディスク容量にも限りがあるらしく、このブログの残り部分が十数パーセントになってしまった。

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やがて満杯になって閉鎖すれば、この4千余日と数万枚の写真は一瞬にして消滅してしまう訳で、

それは私の十年余の存在の証明でもあるだけに、いかんとも寂しくどうしたものかと思案している。

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さしもの朴念仁も、相手が機械だから如何ともし難いなぁ~。

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