« ストレスを越えて | トップページ | マンパワーから機械へ »

2017年5月10日 (水)

夢の中の納得

人は大抵ケッタイな夢を見る生き物だが、夢とは魂が見る自分自身らしい。

夢など起床と共に忘れてしまうのが常だが、「善い夢を見た」なんてことは一度も無い。

Img_0022

大抵は試験問題が解けずに苦しんだり、蛇が寄ってくるのに逃げられなかったり、

オバケに追われたり、大勢の前で立ち往生していたり、大抵は冷や汗をかいている。

Img_0023

記憶の奥底に格納されている切れ切れの映像が脈絡なく繋がって、何となくストーリーになっているから不思議だ。

もっともそのストーリーは人を食ったように極めて稚拙で、もう少しまし(立派)な夢を見たいと思ったりする。

Img_0032

そう、中国の荘子が見たという逸話の「胡蝶の夢」の様な夢なら毎晩見たいのだが・・・。

それにしても、目は閉じてるのになぜ映像が現れるのか、夢と言うのは一体何なのか?

Img_0033

そんなことを思っていた折、先日、久方ぶりに納得できる夢を見た。

夢の中の私は例によって、半年も費やした卒業研究が上手く纏まらずに困っている。

Img_0034

実はこの夢は三年に一度くらいの頻度で、もう何度も見てきた実話でもあるのだが・・・。

やがて発表会の当日、何人かの教授から「分析方法が稚拙だ」「卒業させられない」などと糾弾されるのである。

Img_0036

そこには立ち往生し口も利けない自分がいるのだが、実は今回は展開が違った。

「そもそも、この研究テーマの設定に問題があったのでは・・」と滔々と自説を述べている。

Img_0037

目覚めてからその夢を反芻しつつ、「そうだよな」とつくづくと納得している自分がいた。

あの頃(学生時代)には気が付かなかったが、結果が出せなかったのは当然だと分かったのである。

Img_0045

えぇ・・・・何でそんなことを夢の中で苦しんでたんだろうと、かねてからの懸案が氷解したのである。

そんな訳で、多分二度とこの夢を見ることは無いだろうが、夢にも効用があったんだ。

Img_0050

それにしても良い歳をして試験で冷や汗をかいたり、オバケに悲鳴をあげたり、

そんなバカバカしいことに真剣に立ち会うなんて、魂は何時までたっても子供なんだな。

|

« ストレスを越えて | トップページ | マンパワーから機械へ »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172740/65260942

この記事へのトラックバック一覧です: 夢の中の納得:

« ストレスを越えて | トップページ | マンパワーから機械へ »