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2017年5月31日 (水)

私学の憂鬱

田舎に生まれ育った私は、学費の高い私立学校に進学するなど想像も出来なかった。

一部の特権階級の子弟が行く学校とばかり思い込んでいた。

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就職して同僚が「僕は、あの丸刈り頭がいやだから私立に行った」と言うんで、へぇ〜と驚いた。

当時の公立は、高校までみんな丸刈り頭だったからね。

従順な私などは、そんな理不尽な制度にも何の疑問も抱かなかったし、こんなもんだと思っていた。

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そう言えば、祭りの日に学生服でなく普通の恰好で外出して、教員室でえらく叱られたことがあった。

そんな私の頃とは時代は様変わりして、今じゃ悪いことをしない限り叱られることは無い。

そんな自由な気分を先んじて導入したのが、私立学校ではないかと思っている。

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今時学校法人と言うと、森友だの加計だのと随分評判を落としているが、実は何処も大変なんだ。

少子化で子供の数はドンドン減るし、だからと言って教師の数を減らすのには限りがある。

公立高校も授業料無料の折、私学の授業料の値上げなど出来る訳もない。

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施設の更新も思うに任せない状態で、何処の学校も内実のやりくりは大変なんだと思う。

況や小学校(森友)や学部の新設(加計)なんて、経営者の感覚を疑いたくなる程だ。

それはともかく、公立と私立を比べれば明らかに私立の方が臨機応変で、

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公立は様々な制約の上に教育内容だって定型的なのに対して、私立は競争で成り立っている。

教育の中身が悪ければ、子供達から自ずと敬遠される学校になってしまうからだ。

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ともあれ静岡県の私学協会が設立されてから、今年で70年になる。

今日はその総会があって出向いてきたのだが、改めて私学を考える機会となった。

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教育の真髄は自分の足で歩けるようにすることだと思うのだが、今の教育はグライダー(エンジンのない飛行機)を育てているのではないか?

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