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2017年6月12日 (月)

傷心の飛騨古川

食欲のなかった一夜が明け、ホテルの朝食を食べると幾分元気を取り戻したようである。

100kも強制終了となった93.3kも同じ様なものとの慰めもあるが、何故あの時奮起出来なかったのかとの思いが残る。

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そして、レースは終わってから評論(悔い)しても何にもならないのである。

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気を取り直して、高山の隣の飛騨市の一角古川町を訪ねた。

古川と言う町は静かな佇まいの街で、街道沿いに発達した酒蔵の街なんだろうか?

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町を貫いて流れる瀬戸川という疎水に1000匹もの大きなコイが泳いでいて、その川沿いには白壁の蔵がズラリと並んでいる。

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その一角にある明治3年創業の渡辺酒造を訪ねたのである。

国の登録有形文化財に指定されている酒蔵は、流石に重みがあって、創られる酒もさぞかしと思わせるものがあった。

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酒蔵の一分始終を案内してもらって、ユニークな点が三つあった。

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先ずは鞍の中には常時、吉本の新喜劇の音声が流れ続けている。

これ酒にも笑ってもらって、朗らかに発行を進めるのだという。

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二つ目は、醸造タンクに褒め言葉を落書きするってこと。

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水も褒められると美味しくなるのだそうだ。Img_0333

そして三つめは、蔵人の一人にアメリカユタ州出身のダリルさんがいて、日本酒の美味しさに惚れて日本に定住した人物である。Img_0336

初めの頃は岩手県出身の杜氏の「んだ、んだ」という相槌を「ダウン、ダウン」と聞いていたという。Img_0337

そり12年目のダリルさん、今では日本語も堪能で渡辺酒造の顔にもなっていて、Img_0338

アメリカへの輸出用のプロジュースなどをしているんだとか。Img_0339

試飲をするとその香りのすばらしさに、酒に弱い私も三本も買い求めてしまった。Img_0340

それにしても飛騨地方は、高山もさることながら飛騨市にも静かな山の街がある。Img_0342

雪国の育んだ独特の佇まいが、酒蔵や鯉の泳ぐ疎水と相まって、私の心を癒してくれる。Img_0341

幾分の痛みを伴っていた私の足も、ようやく三週間後に向けて起動しそうである。

今度こそ、自分の気持ちには負けまいと思っている。

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コメント

ご無沙汰しております。
17日の福田、シラスマラソン、妹も参加しますので、宜しくお願い致します。
伴 美智子 昭和29年10月28日生
自己責任で走ることを誓います。

山草人さん、お酒が弱いんですね。
私と同じだ。
20年来のメルアドを変えますので、
こんな形のご連絡で、すみません。
      大石 益秀

投稿: 大石益秀 | 2017年6月12日 (月) 19時36分

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