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2017年6月28日 (水)

推敲

かつて(四半世紀前)、農の風景に寄稿を始めた頃、一旦書いた文章を翌日2/3に削った。

文章を綴る場合、思いのままに書くからどうしても回りくどくなったり、余分が多くなる。

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それに一晩寝かせて改めて読むと、書いた本人の思いとは裏腹にその意中が伝わっていなかったりするからだ。

流石に毎日書いているこのブログは、(見直さないから)正に書きなぐりって感じで誤りだらけだが、本来文章に推敲は不可欠なものだ。

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ところでこの「推敲」と言う言葉は、唐の詩人「買島」の詩作に由来する。

 鳥宿池辺樹 (鳥は宿る池辺の樹)

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 僧敲月下門 (僧は敲く月下の門)

・・・・と言う句らしいが、「僧は推す」が良いか「僧は敲(たた)く」が良いのか迷いに迷った。

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馬上考えながら進むうちに大詩人韓退之に出会い、彼と共に半日も考えて「敲く」が良しとなった。

それ以来、文章をあれこれ考察することを推敲と呼ぶようになったとされる。

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肝心の詩そのものは何だか訳が分からないが、詩人にとっての言葉とは左程重要なものなんだろう。

いやさ私達だって、毎日言葉を読んだリ書いたり、或は話したりと言葉と共に生きている。

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そうして腹が立ったり元気が出たり、喜んだりするのも言葉によって反応している。

そう・・、言葉には人の心を動かす力があって、だからこそその意味に酔うことが出来るのだ。

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私の一日は「お早うございます。」「行ってらっしゃい!」から始まるのだが、一日に使う言葉の量は日一日と減っていく傾向にある。

何しろ隠居の身分になって、言葉を操る相手が減ってきたのである。

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とてものこと、細君相手では言葉の継穂すらないし、葡萄相手では残念ながら一方通行だ。

と言う訳で、言葉を増やす何らかの方策を考えねばなるまいと思っている。

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例えば創作とか・・寄稿・投稿、はたまた新たなサロンへの参加かな?

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