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2017年6月21日 (水)

命の季節

本格的な雨になって、私達人間はともかく、押し並べて自然界はホッとしているのではないか。

こんな雨では終日部屋にこもっている他ない訳で、こんなことも久しぶりなんだなぁ〜。

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それで気持も、少しばかり内向きになっているようだ。

今年の春はいきなり初夏になって、あったような無かった様な不思議な春だった。

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それでもこの所、心地良い初夏が続いてきて、鮮やかな緑を渡る薫風が爽快だった。

しかし流石に雨が少なくて、畑の野菜たちも山の木々も少しばかり辟易していたようだ。

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そして雨は、そうした諸々の命を蘇生し育む源でもある。

この時期の緑は生命の躍動そのもので、私達もその緑に多いなる「気」をもらっている。

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春になれば花が咲き、鳥は恋を探して囀り、そして私達の心身にも元気が湧くのである。

そうこの季節には、あらゆる命が一年で最も高潮を迎えるのではないか。

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それで老いぼれの私だって、いつもの山に入れば意気揚々と駆け出すのである。

ところで、命とは「こころ」とか、「気」あるいは「実」ではないかと思っている。

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何も命に限らないのだが、心や気のないものは夢遊病者の様なもので、何らの実を発揮することもない。

これは絵や文学のような芸術でも同じで、人生もその「気」が肝心なのではないか。

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書道など習ったこともない私は、ずっと下手な字しか書けないで通してしまったが、

中学校の頃、冬休みの書初めで金賞をもらったことがある。

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もとより下手な字だったはずだが、確かにその書には気持ちが入っていたようだ。

ともあれ自分の存在は「思い」だろうし、この万緑の季節に精一杯の思いを膨らめよう。

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