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2017年7月15日 (土)

山を走る男達

いつもの(小笠)山を走る様になって、もう四半世紀が経過する。

ウバメガシに覆われた昼なお暗いけもの道だから、最初のうちは一人じゃ怖かった。

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それが慣れ親しむうちに、何時しか蛇もガマカエルもコジュケイも山の自然になった。

この山を走って25年にもなるんだから、知り合った人々も色々で、走る動機だって様々だ。

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それで昔からずう〜っと走っている人は5人位だろうか・・・ともかく人は入れ替わっている。

理由は転勤とか体調不良、人間関係、老化・・・などと様々だが、それは正に人生模様でもある。

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梅雨が終わったかのような暑い今日も、山では10人の汗をかいて走る男達と出会った。

それぞれの生活(仕事)も家庭環境も異なるし、日頃考えていることだって同じじゃない。

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ただ裸の付き合いというか、気心はみんな通じ合っている。

それに、険しい山道を走り続けていると言う共通項(変人)の故に、一種の連帯感もある。

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実は私はこの山で、一人で黙々と走りながら、いつも「自分」を感じてきた。

よく下世話に「自分探し」なんて言われるけど、あんなもん探したって見つかるもんじゃない。

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だって自分はここにいる自分でしかなくって、本当は「今、感じている自分が自分」なんです。

だけど世間一般に、自分を感じるなんて事は(常日頃)普通じゃすることはない。

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自分を考えずに付和雷同で生きているって言ったら、これは多分言い過ぎだろうが、でもそう言う面が多分にあると思う。

それで政治が悪い、あいつがこんなことするから、女房のやつが・・などと愚痴っている。

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それも人生だけど、人間ってのは本来「自立」していないと面白くないよね。

だから私はどんなに苦しくても自立しようと生きてきたし、それにゃ自分と会話しなきゃね。

山を黙々と3時間、それを毎日走るってことは、実はそういうことなんだ。

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勿論走る理由は健康管理や心身のリフレッシュなどと色々だが、芯の所にそれがある。

75歳になるNさんの顔を眺めると、「いい顔になったなぁ〜」とつくづくと思う。

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