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2017年8月22日 (火)

もののけの森

八ヶ岳には32の山小屋があるそうだが、私達の泊まった黒百合ヒュッテ(2400m)は随分歴史のある小屋のようである。

泊まり客は70人とほぼ満員で、夕食後のひとときには、恒例の記念コンサートが催された。

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フルート(青木美咲)とギター(柴田杏里)の演奏で、疲れた体には勿体ない(?)くらいだった。

その演奏が始まる頃から外は雨になって、明日の下山を心配しつつ聴いていたのである。

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その夜が明けるとかなりの好天で、急遽時間を繰り上げて(7:10)、にゅう(2352m)経由で麦草峠に向かったのである。

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にゅうはヒュッテから45分程の所の岩山で、その露頭からは硫黄岳が真横から臨めた。

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そのにゅうから白駒池に下るのだが、泥濘に加えて岩の合間を縫うような行程で、この二時間余りの下山には随分苦労させられた。

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だが、そんな悪路をものともせず、短パンで登ってくる若者だっているのである。

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ともあれ白駒池に近づくと辺りは一面に湿原じみて、地面も木の幹も苔に覆われるようになる。

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白駒の池は周囲1.8kだが、周りには歩行用の高板が敷かれていて、苔や自然を楽しみながら周遊出来るようになっている。

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それで池の周りにはヤマネの森やら、白駒の奥庭やもののけの森などがある訳だ。

そう・・もののけで連想されるように苔が多い訳だが、クサゴケやらチョウチンゴケ、ムチゴケ、

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フウリンゴケ、スギゴケなどと11種もの苔が観察出来る様だ。

ともかく私達はこの白駒池に着けばやれやれで、麦草峠までは30分程で到着する。

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10:45頃には麦草ヒュッテに到着しリュックを下ろしたのだが、入山からのトータルの歩行時間は20時間となった。

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ここからはバスで一時間半程山を下り、茅野駅からJRで小渕沢の入山口(明神平)まで戻るのである。

荒々しさの目立つ南八ヶ岳から北八ヶ岳に入ると、池沼や苔などが多く、

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どこか幻想的な雰囲気になって、どうやら楽しみ方もかなり違うようである。

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