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2017年8月11日 (金)

この今

この夏は暑さの割に、セミの鳴き声が大人しい様に思うけど、気のせいだろうか?

今日の山は曇り空のために木立の下は薄暗く、騒々しいアブラゼミなどは押し黙って、

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山全体にカナカナの声が響きわたっていて、何だか黄泉の国の鈴の音(?)の様だった。

それで思ったのは彼らの寿命のことで、地上での彼らの寿命は3週間程度だ。

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地中で1~5年の幼虫時代を過ごすとは言え、三週間鳴き尽くす合間に交尾して産卵し、死んでしまう。

誠に忙しいというか、慌ただしい蝉生ではある。

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これに比べると、人生は短いとは言っても80年位は生きるんだから、相当に長いってことになる。

交尾して子供を産み育てたら用済みな訳だが、人間だけはどうした訳か余生が長い。

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それで古希になろうとする私も、今からあれをしよう、これも出来ないかといまだに青年をしている。

この時期、山の杣道にはセミの死骸が幾つも転がっていて、ついつい人間の性を考えてしまう。

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役割を終えたらセッセと死ねばよいのに、何故何時までも生きているのかってこと。

そう・・・、この人生、何のために生きるのか定かではないが、それでも精一杯生きたい。

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まだ実感はないが、老いと言うものがあるのなら、それがどんなものか楽しんでみよう。

いやさそれ以前に、まだまだ出来ることがあるのではないか。

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セミも人間も生きている以上いつか死ぬ訳で、長かろうが短かろうが死ぬことに変わりない。

多分、セミには未来への不安なんて無くって、その3週間の蝉性をジージー・ミンミン鳴きながら目一杯生きている。

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人間だって同じで、いつだってあるのは「この今」だけなんだよね。

その今を楽しまなくって、どうするの?・・・・っていつも言い聞かせている。

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