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2017年8月13日 (日)

初盆縁に

旧盆の今日は、村内の初盆のお宅を訪ねて供養に歩く風習がある。

この夕暮れ時、私も近所の人達と連れ立って、村内の白提灯を飾った6軒のお宅を訪れた。

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祭壇にはそれぞれ故人の遺影が飾られて、あぁこの人も死んだのかとの思いを新たにする。

それが私と幾つも歳が離れていない方も何人か亡くなっていて、

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それは他人事(自分と関係無い)と思いつつも、そういう時の流れをどこかで感じている。

人は誰でも年を取り、そして例外なく一度は死ななければならない。

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だからと言って、思い悩んだりしたところでどうなるものでもなく、人生ってものは歳を取って死に至る過程以外の何物でもない。

しかも肉体の衰えは別にして、内面は日一日と充実して味わい深くなるものではないか。

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駄飯を食らって歳ばかり重ねるのは愚の骨頂で、中身の空っぽな年寄りはそれは醜い。

どこかそんな目線で遺影を眺めていたのだが、みんな「そんな事は、他人の知ったことか」って顔していた。

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それはそのはずで、誰だって懸命に、その人なりの人生を懸命に歩いたのである。

自分と言う人生最大の作品を遺影が現しているのである。

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そしてそれは、自分が選び取った結果なんだから、南無阿弥陀仏としか表現しようがない。

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初盆縁は故人を偲ぶ習わしだけど、実は自分の生を見つめ直す機会でもある。

死を他人事にしてしまうのではなく、自分なりに噛みしめる機会なのではないか。

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生きている以上、何時死と遭遇するのかも知れないし、だからこそ悔いなく今を生きろってこと。

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