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2017年8月26日 (土)

盗人の種

振り込め詐欺の勢いが止まらない。

昨年は県下で被害額8億2千万円余、それが今年はもう既に6億円になろうとしている。

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これほど注意情報が流れているのに、依然として騙される人が絶えないのだ。

石川五右衛門の辞世(?)「浜の真砂は尽くるとも、世に盗人の種は尽きまじ」は真理のようで、

次々と新たな手練手管で年寄りを騙し、濡れ手に粟を得ているのである。

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実はこの犯罪、この国の世相を見事に反映して成果(?)を得ている様だ。

先ずはいよいよ高齢化社会となって、しかも一人暮らし老人がどんどん増えているという背景がある。

誰か相談する人がいれば詐欺と分かるものを、世は無縁社会であってそれができない。

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しかも年寄りには老後に備えた幾ばくかの蓄えがあって、これが巧く狙われるのである。

可愛い孫子の災難が現実となれば、手を差し伸べない爺婆はおよそ少ないだろうし、

その情愛の狭間に、奴らは跋扈しているのである。

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それはともかく、江戸の昔までは防犯は基本的に自治組織(村)の重要な機能だった。

余所者の進入はもとより、お互いに監視し合う目線があって、盗人の種はもっと少なかったのではないか。

それが個人主義全盛の時代になって、「隣の人は何する人ぞ」と感心すら払われない。

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防犯は警察の仕事とばかりに、詐欺は他人事と思いながら自分が騙されるのである。

実は先日警察署協議会があって、地域の安心・安全を署の皆さんと話し合う機会があった。

それで改めて、防犯は一人警察の専科ではなく、私達の問題として意識する機会になった。

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ネット犯罪やら振り込め、外人やら特別法犯などと、盗人の種は増える一方で、として警察だけでは手が回りかねるのである。

当然ながら、善良なる市民の支援(適切な情報提供)が必要なんである。

世界有数の治安の良い環境は、市民の協力があってこそ維持されるのだろう。

私の見守り活動(10年)も含め、出来ることはこれからもやっていきたいと思っている。

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