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2017年8月12日 (土)

乃至無老死

盆の入りで我が家にも和尚さんがやってきて、熱心にお経を唱えていった。

その最初の教が、あの魔訶般若波羅・・で始まる般若心経である。

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それで良く聞いていると、始めの部分で「・・亦無無明盡。乃至無老死。亦無老死盡。・・・」

と唱えていて、要するに「迷いはない。故に迷いがなくなるということもない。老いと死はない。

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ゆえに老いと死がなくなるということもない。」とお釈迦様は仰ったと言うのである。

正に禅問答で訳が分からんから、お布施をさし出しながら「死が無いとは一体・・」と口にした途端、

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和尚は「毎日、暑いですねぇ〜。それでも、走っているんですって?」と、話題は一気にそっちへ行っちゃった。

確かに和尚に色即是空を問うても詮無い話で、我が和尚の方が一枚上手だったようだ。

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しかしながら、この「無老死」ってくだりは仏さんに言う言葉じゃなく、我々の現実にこそ必要だ。

もう古希になるんだから余命は十年と少しってことになって、

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それは遠い先の他人事だと思いつつ、それでも終活なんて意識が何処かにある。

それまでに貯金を使い切って、あれとこれをやって・・・・などと、呑気に考えている。

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厄介なのは自分が何時死ぬのか分からんことであって、死ぬまで生きなきゃならんことだ。

色々とおもんみるに、お釈迦様は「空」の境地に達していて、そもそも自分なんてものは無い。

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ないものが死ぬ訳ないだろう。それに仮に死があったとしても、死んだ時にゃ自分はいないんだから、「死」なんて無いでしょ!

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と、まぁ〜そう仰っている訳ですよ。

つまりその・・・・、死なんてことを考えるより、今をこそ懸命に生きろってことになる。

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あの世なんて、無いんだからさぁ〜。

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