It's not a big deal
グレイトレースの事務局から、かなり長い英文のメッセージが届いた。
要は準備の具合はどうか、装備や訓練に手ぬかりはないかと言うことである。
このメールに大量の写真が貼付されていて、そのほとんどが壮大なスケールの大地を駆けるランナーと、その苦闘や歓喜の場面が延々と続いていた。
興奮するというか、俺もこの中の一人になるのだと思うと、いやが上にも闘志が湧いてくる。
・・・・とは言え、決して気負っている訳ではない。
人は、仕事でも日々の出来事でも、幾つもの失敗を繰り返しながら生きていくものだ。
大切なのは、完璧を目指して挫折することじゃなく、失敗を受け入れつつアタックすることだ。
今回の挑戦は確かにハードルが高いけど、出来ることは全てやって、その後は融通無碍で良いと思っている。
高々半年余のアプローチだけど、これはこれでかなりの手ごたえを感じている。
人間決して若くはないが、それでも本気になって取り組めば、そこそこの事が出来るだろう。
Cheer up. Never give up. と耳に響いてくるが、同時に「大したこっちゃない」とも思う。
人生に完璧はないが、それでも常に自分のできる最善を目指して生きてきた。
その俺はこの程度だと納得できるのか、大自然の中に身を置いて、改めて問うてみたい。
人生のドラマは、自らが創造するものなんだ。
温かな夢を食べて生きられれば、こんなに楽しいことは無いだろう。
そう・・・私が今書き始めている小説の様に変幻自在に。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント