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2017年11月15日 (水)

人生サバイバル

先日ご一緒したIさんが、「結局、俺だけが生き残ったよ」と述懐していた。

学生時代のワンダーフォーゲルを始め、登山や事故・病気で次々と仲間が亡くなったという。

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その皆から「お前が、一番先に死ぬ」と言われていたIさんが、何故か生き残ったのである。

彼は73歳になるが、今も世界各地で開催されるグレイトレースの常連でもある。

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私達はともすれば、生まれてから死ぬまでヌクヌクと無事に何事もなく過ごして、それが人生だと思いがちだ。

だけどどうだろう、人間も動物の一種で、鳥や獣達がヌクヌク生きるなんて出来る訳がない。

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それは壮絶な生存競争を生き抜いて、やっとのこと子孫を残しているのではないか。

私達も様々な試練を経て今日に至るのだが、自然界に照らすと、楽して送ろうという人生観こそ不自然だろう。

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安楽な日々を過ごして、そのまんま焼き場に運ばれて骨になるなんてんじゃ、人生の意味がないんじゃないか。

実は今日は親戚お通夜の帰りで、殊の外ひとり人間の死なるものを思っている。

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人は誰もが何時かは死ななければならないのだけれど、それまでの間にどう生きたかが肝心ってこと。

人生に苦労は付きものだけど、楽して生きた人生には中味がないってことだ。

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かく言う私にしても、これまでどれ程の困難に直面したかと考えても、案外時代の流れに助けられて楽ちんに生きてきたのかも知れない。

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「より善く生きる」とは、中々にして難しいことなのだ。

ともあれ、私もこの古希の歳まで生き残った訳だが、残りのこの命を如何すべきか?

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月日の流れは無常なものと知りつつ、明日の葬儀に参列して、とくと考えてみようと思っている。

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