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2018年1月 8日 (月)

駱駝さながらに

駱駝に追われて、砂漠で喘ぎ苦しむ夢を見た。

駱駝の背には幾つもの荷物が載せられていたが、それでもその足が鈍ることは無かった。

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同じく荷物を背負って、もうへたりかけている私を、その駱駝は黙々と追いかけてくる。

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それは正に、荷重を少しずつ増やして砂漠レースに備えている私そのものだった。

「人の世は、重荷を背負いて行くがごとし・・」とは、家康の言葉だったか?

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そもそも私達は、自分がどれ程の重荷に堪えられるのか、それすら知らないのである。

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大抵は自分に出来そうな事しかせずに、安穏に日暮らして人生を終わるのが常だ。

死はいずれやって来るのだが、その前に自分の持つ限界を知るべきではないかと思った。

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自分に何が出来るのか極めるのが人生だと思うし、それには試してみる他ないだろう。

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思えば私も、ずうっと背伸びをして生きてきた。

さして実力も無いのに、さもそれらしい顔をして世の中を渡ってきたのかも知れない。

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しかしどうだろうか、生身の男一匹、その正体を試すことなくあの世に行って何としよう。

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駱駝は自らの背にコブを背負って、あの灼熱の砂漠に堪えて生きている。

子供の頃、映画≪アラビアのロレンス≫を観た時、ベトミンの生き様はさることながら、それを縁の下で支えているラクダがすごいと思った。

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私達の生き様だって、常に逞しい忍耐の精神は重いものを求めるのである。

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ともすれば高慢になりがちな心をどうすれば諫めることが出来るのか、それは限界への挑戦だろう。

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而して私の精神は、駱駝さながらに重荷を背負って、おのれの砂漠へと急ぎ行くのである。

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因みにナビブ砂漠のレースでは、駱駝がスイーパーの役割を果たす。

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